ウィズコロナ生活を楽しむ

新型コロナと共存しなければならない時代ですが、すでに田舎に移住して在宅勤務を開始。そんな生活をご紹介。

時代はウィズコロナ

2020年10月02日 22時08分37秒 | 田舎暮らし
WHOが新型コロナウィルスの感染拡大のパンデミック宣言を出した時には、世界中の感染者が12万人だったのが、今ではその200倍も感染が広がっていると言う。
さらにそれだけではなく、1日当たり20万から30万人が感染し、世界では収束どころかまだまだ感染が広がっている。

その一方で日本はどうか。
感染者数から見ると4月中旬にピークを迎えた第1波といわれる波よりも、8月上旬にピークを迎えたと思われる第2波の方が感染者数も多くなっていました。

それに伴い重症者の数も比率から言えば下がったものの、実数は変わらない。
にも拘わらず死亡者数の減少や、「実行再生産数」などがはっきりしつつあるということで、指定感染症としての運用を見直す動きも出ている。

そればかりか今の日本の状況を見ると、日本人はすでに「集団免疫」を獲得しているかもしれない、と複数の科学者が発言している。
過去のサーズやマーズ、さらにはスペイン風邪も感染がストップしたのは「集団免疫」だったといいます。

以前にノーベル賞を受賞した山中教授とタモリが、今回の新型コロナのNHK特集番組に出ていた時、どちらだったか興味深いことを言ってました。


《房総半島紹介シリーズ》
外房地域は太平洋戦争中(特に末期)の軍事施設跡が多い。太東岬にほど近いこの山も、人口的に削られたもので、横穴が掘ってあり軍事施設があったと噂があります。今では個人所有の場所らしく自由に立ち入ることはできませんが、この山の裏手には日本で一番最初の電探(レーダー)が設置されたとのこと。東京を空襲するB29やグラマン戦闘機が、地形的に目印になりやすいこの岬を目指して来るのを、事前に察知するためです。


それは人間もコロナウィルスもルーツは一緒。
ということです。
原始地球で生命誕生の起源は、細胞を持たないウィルスから出発している。
ところが地球上に酸素が多くなってくると、そのウィルスの一部が細胞を持ち始め、なおかつ細胞分裂を開始し進化の道を進み、その時に地球環境に合わせて色々な生物に進化しながら今の人間に進化したものだと。

だから、タモリ風に言うと「裏切ったのは人間の方」だと、半分冗談で言ってました。
そのウィルスですが単体では自己増殖できず、宿主細胞が必要となるので他の生物の細胞を借りて「コピー」を増やす選択をしたそうです。

他の生物の細胞を「間借り」するわけですから「恩は返す」とばかりに、その宿主にとっても良い働きをするウィルスもいる(いた?)そうです。

この番組で一番興味があったのが、お互いを利用している、という事です。
ほとんどの生物は「精子を卵子細胞に取り込む」ことで、繁殖していきます。
人間も例外ではありません。
そして、この「細胞に取り込む」という現象は、もしかしたら人間を含む他の生物がウィルスから学んだんじゃないか?ということです。
学んだ、というより真似をしたんじゃないかと。

その逆もありうる、ということでしたが、この話は目からウロコでした。
確かに今回のコロナウィルスも肺の細胞に入って増殖しています。

どんなことをしても、このコロナウィルスを絶滅させることはできないし、だったら仲良く時代を過ごそうよ、昔からお互いに利用しあってきたんだから、これからもそうするしかないというエンディングだったと思います。
つまりウィズコロナですね。

スピリチュアル的な発想から、どこかに潜んでいたコロナウィルスが今、この時代に出てきて繁殖し始めたのは、愚かな事ばかりしている人類に対する警告だと極論する人もいますね。

確かに人間が地球環境を破壊し続けると、ウィルスも生き延びれないかもしれない。
人間がいなくなっても、他の生物を宿主にすればいいわけだから。
そういう発想も一理はありますね。


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