ウィズコロナ生活を楽しむ

新型コロナと共存しなければならない時代ですが、すでに田舎に移住して在宅勤務を開始。そんな生活をご紹介。

ウッドデッキをDIYで作る

2020年09月19日 23時55分04秒 | DIY
千葉の田舎に移住して、中古の一戸建てを購入しました。
今はオリンピック(サーフィン)の関係で、少し物件価格が上昇してしまいましたが、10年ほど前は結構格安な物件がありました。

東京のマンションのローン残額を全額支払っても、マンションを売った価格以下で一軒家を購入できました。
それまで毎月の住宅ローンとマンションの管理費を払っていましたので、それらが全くなくなったのは精神的にすごく楽になりました。
これは、在宅勤務で地方に移住する場合の大前提ですね。



奮発してスライド丸ノコを購入。これは大正解でした。それにしても電源を入れ、最初の木材を切るときは緊張しまくりでした。

そして一軒家とくれば、必然的にウッドデッキ、ということになります。

夏のお風呂上がりの夕方、ビールグラスを片手に星空を眺める。
「う~ん、これぞ人生の醍醐味だ」とつぶやく・・・
そんな生活を夢見ていました。

長い間マンション暮らしだったため、ウッドデッキには特に強い憧れがありました。
移住直後から庭の寸法を測ったり、ネットでウッドデッキの作り方などを検索していました。

実際に作成開始となったのは移住約8か月後の5月でした。
本当は引っ越したらすぐに着工と思っていたのですが、敷地が変形しているためと、本当に自分だけでできるのかという葛藤で、無駄に時間が過ぎてしまいました。

設計図もフリーハンドで、半ば見切り発車という感じで取り掛かったのです。
妻からは洗濯物を満足に干せる場所がない、と文句を言われていたし。

しかし問題は山積。
今までの人生でインパクトドライバーを使うのが初めてで、ましてや電気丸ノコなんて怖くて本当に自分で使えるのか?怪我をしたらどうしよう・・・くらいの、日曜大工に関しては「ど素人」だったのです。
興味は人一倍ありましたが。

結果的には大満足のものが出来上がりました。
工期は約2ヶ月でした、5月から開始して気温がだんだん上がる中、何とか梅雨明けまでに完成させようと必死でした。
これは大正解で、ウッドデッキを作ったこの年は、今年と同じく梅雨が明けたとたんに猛暑が襲ってきたからです。

大きなパラソルも設置。
木製のテーブルや椅子も買いました。
観葉植物もたくさん飾りました。
そして風呂上がり、冷蔵庫からビールを持ち出し飲みました。



このパラソルは直径が3メートルあります。最大の特徴はとかく邪魔になる支柱が真ん中にないことです。パラソルの下での自由度が格段に違います。購入価格は約1万円でしたが、今は少し高くなっています。傘部分の老朽化のため今は外していますが、メンテをちゃんとすれば、長期間使えると思います。

こんな感じで暫くは続けていたのですが、何しろそこら中蚊に喰われます。
最初は蚊取り線香をつけたりしていたのですが、だんだんとそれも面倒臭くなりお風呂から上がってのビールは今まで通りリビングで飲むようになりました。

だからウッドデッキで風呂上がりのビールはなくなりました。
自分の悪い癖だと思うのですが、一応の目的を達成してしまうと飽きてしまうんですね。
でもウッドデッキを作っている最中は楽しかったです。

基礎にたっぷり時間をかけて、これでもかというくらいにしたので、10年近くたった今でもびくともしません。
震度5弱の地震が1回、震度4が数回ありました。
また台風の暴風域にも数回入りましたが、まったく問題なしで。
昨年の15号の暴力的な風にも耐えました。

さすがに塗装は少しくたびれてきましたので、近々防腐剤を塗りなおそうと思っています。


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