メーメーおばさんのひとり言

おこしやす
チクチク大好きおばさんです

寂しさ

2007年05月06日 21時58分46秒 | ひとり言
GWの全てをモンチッチはママの実家で過すはずでした。が、突然の訃報に じぃじとばぁばがママとモンチッチをつれて 四国高松まで行くことになりました。

子供をつれての移動には 考えも付かない荷物があってとても電車では無理ですね。(これも後から考えると ちょっと甘いのかもしれません)

連休の初め二日間モンチッチはママの実家で過したので ママが忙しいときも 子守の手はいっぱいありました。それでも、あまり甘いことを言っていると 後からになってママが泣くことになるだろうと なるべくじぃじもばぁばも手を出さないで居たのですが ついつい「さっさと片付けてしまいや~・・・」って、言いながらモンチッチを見ています。

その後 お葬儀の為に四国へ。
パパさんの実家へ。向こうの家族やご親戚の人々。モンチッチをたいそう可愛がってくださるのですが なにしろ 次から次から違う顔がモンチッチをあやします。
彼にしたら いったい何が起こったのか・・・・ただ泣くばかり。。。
向こうの方々に悪いことをしてしまいました。せっかくのご挨拶だったのに いやいやの連発で こっちばかりを見ています。こっちに助けを求めています。でも、総たやすく助けてやるわけには行かないのです。パパさんのお父さんが抱っこしてくれてるのに こっちが手を出すわけには行かないのです。

30年前を思い出しています。モンチッチのママの妹の出産のとき 私の姑はどうしてもしなければ成らない仕事があり 三日間ママを私の実家へ預けました。月に二度ほどしか会わないばぁちゃんちに突然預けられたのです、泣くしかないでしょう・・・・夜も日もなく泣いていたそうです。そして、ようやく姑が迎えに行ったのは夕飯時、みな忙しいだろうとなるべく時間をかけないで帰ってきたのです。
三日間預かった母は まるで、ぽか~~~ん。急に預かってそして泣かれて ようやく背中で落ち着いた頃 泣き虫ママは帰って行ったのです。

『躾」と言うとすぐに子供の躾を考えますが 大人になってもまだまだ躾は続いているのです。ママが忙しいからって手を出してはいけないのです、ママが何でもしやすいようになんて考えなくても良いのです。考えてはいけないのです。忙しくって出来ないことはやらないので良いのです。長い目でものを見て たとえモンチッチが泣いていても 「ゆっくり泣いてやー」くらいに考えなければ・・・・。子供の躾はまず ママへの躾から始まるのだと思いました。それは自分への躾なのかもしれません。(躾という言葉は少し意味が違って聞こえるかもしれませんが良い言葉が浮かびません)

昔に私の母が味わった寂しさを向こうのおじぃちゃん達にさせないための ママさんへの躾は 私達が手を差し伸べないことなのかもしれません。
孫が可愛いのであれば、子供可愛いのであれば、周りの人に可愛がってもらうことが 我々の一番の宝物なのでしょう。みんなに可愛がってもらえる人を育てること やっぱり、子供は神様からの預かりものなんですかねぇ。。。