趣味人Tの伝言

日々の趣味活動についてご紹介

青函特集その2 復活海峡号に乗車!

2015-07-16 23:05:15 |  旅 行

青函特集2は今月の出来事です。前回に引き続いて今回もY君と出掛けてきました。

13年ぶりに快速海峡が復活すると聞いたときは嬉しくてたまりませんでしたね。

いよいよ北海道新幹線が開業することから海峡に乗れるのはこれが最後になるでしょう

 

まずは夜行バスで弘前まで移動し、奥羽本線で青森に到着。

海峡号の出発までは時間があるので駅そばを食べてからこちらへ向かいました。

青函トンネルが出来る前に運行されていた青函連絡船のメモリアルシップ八甲田丸です。

青函連絡船は鉄道輸送もおこなっていたため、このような可動橋が据え付けられていました。

船内は見学時間外なのでまた今度です。

東京の文字跡はかつて八甲田丸が東京に在籍していた頃の名残だそうです。

車両航送のため船内にもレールが敷かれていて、船尾のレールはむき出し状態。

中央のレールの下にある突起が転車台で言うところのノック受けになるのでしょうか。

鉄塔も残っています。この上から船に入っていく車両を眺めてみたかったなー

青森駅に戻りホームへ向かうと見慣れないツーショットが!

789系が本州で見られるのもあと少しです。HEATロゴは残してほしいなあ

ジパングはこの日開催される青森車両センターの公開でシャトル輸送の任に就きます。

日曜に公開してくれれば海峡と両方楽しめたのに!ちょっと悔しいです。

もう1本のスーパー白鳥と本日の主役、復活海峡号が推進回送されてきて賑やかになりました。

おおー懐かしいトレインマークだ!

50系がメインの中、はまなすの間合いで1往復だけ運転されていた14系の海峡号です。

往時と同じく定期運用のはまなすから寝台車を外した編成のようです。

ただ、後ろの増結3両は締切扱いでカーテンが閉められていました。

スハフとオハの連結部。JR北海道では客車に限らずよく見られる光景ですね。

はまなすが繁忙期で12両になるとスハフ同士の連結が見られます。

2両目はカーペットカー。復活海峡号では展示ギャラリーとして使用されます。

あとで気が付きましたが号車札が4号車のままですね。

牽引機はED79 13。ものすごい人だかりでしたが何とか撮れました。

はまなすは先頭部が撮影できない位置に停車するので海峡号も混雑を見越してそうなるのでは?と心配していましたが、警備の方が後方に停車しますと教えてくれました。

出発時刻が近づいてきたので5番線に降ります。

反対側にはつがるが入線中。

出発式も開催されました。

実はこの復活海峡号は青森県・函館デスティネーションキャンペーンの一環で運転されたのです。

それでは車内に入ります。まずカシオペアのHMが飛び込んできました。

ED79は夜勤明けだったんですね、ご苦労様です。

乗車したのは先頭のスハフ14 555。元オハフ15のぞろ目ナンバーです。

早速カーペットカーの展示見学のアナウンスがあったので隣の車両へ行くと…

実際に使用されていた竜飛海底駅の駅名表がありました。吉岡海底駅のは復路で展示されます。

他にも往時の海峡号や青函連絡船の写真などが展示されていました。

途中通過した奥津軽いまべつ駅はかなり完成していました。それについてはまた次回に

いよいよ青函トンネルに進入します。かろうじて入口の写真を撮れました。

これだけじゃ他のトンネルとの違いが分かりませんねえ…

トンネル内は以前より魅力が無くなってしまいました。

海底駅には停車せず、最深部で流れるイルミネーションもいつの間にか撤去されていました。

北海道へ上陸しました。木古内では30分ほど停車しますので車外へ出て自由行動へ。

後発のスーパー白鳥に抜かれます。

海峡の廃止後にスーパー白鳥が新設されたので、この並びは最初で最後ですね。

木古内を出てから青函トンネル弁当が配られ、津軽海峡を眺めながら暫し昼食タイム。

このお弁当がなかなか美味で気に入りました。あと掛け紙がちゃんと海峡号になってました。

保留車の50系が見えてきたら函館はすぐそこです。

函館まで3時間オーバーと非常にのんびりとした快速でしたが満足です。

到着してすぐに機回しが始まりました。帰りの出発まで40分弱しかありませんからね。

五稜郭方へ行ってみると復路の牽引機がもう連結していました。

車番はED79 12です。

カーブしたホームは編成全体が写るので絵になりますね。

函館でも出発式が催されました。あっという間の出発です。

当初は往復コースを狙っていましたが往復だと6時間以上掛かるので片道でよかったと思いました。

改札へ向かおうとした矢先、奥のホームに見慣れない色の特急が目に留まりました。

おそらく今年増備されたばかりのキハ261系です。車体傾斜装置を載せていないためロゴがTiltからキハ183系でおなじみのHETに変更されていました。

函館本線で試運転をしているということはスーパー北斗に投入されるのでしょうか?

 

八甲田丸を見たんですから(外観だけだけど)、摩周丸も見学しなくてはいけませんね。

こちらは鉄塔は残っているものの、可動橋は撤去されています。

船尾のレールは健在でした。

入口で荷物を預けて館内へ入ります。摩周丸の見学は15年ぶりくらいです。

連絡船と可動橋をつなぐレールは特殊レール(スペシャルレール)と呼ぶそうで、確かに複雑な形状をしています。上写真の連絡船側のレールの内側に被さるようなイメージですね。

操舵室からは函館山を一望できます。

函館と言えば夜景ですが海から眺める函館山も一味違っていいです。

2等グリーン座席には座ることが出来ます。

快適すぎて気が付いたらY君も自分も意識が飛んでました。恐るべし

摩周丸の見学後は函館名物のラッキーピエロで早めの夕食をとりました。ハンバーガーだけでなくカレーやオムライスも充実していて、ついつい食べ過ぎてしまいました。

スーパー白鳥で青森に戻りこの日の行程は終了です。次回で青函特集は終わりです。

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青函特集その1 竜飛海底駅見学ツアー

2015-07-06 22:49:00 |  旅 行

2013年11月に廃止された竜飛海底駅ですが、廃止の1カ月前に見学ツアーに参加する機会がありましたのでそのレポートをお届けします。(いまさらかよってツッコミはしないでね!)

スタート地点は木古内駅。北海道側からアプローチする竜飛1コースのためです。

この時点で新幹線の工事もかなり進んでいますね。

案内表示は特急ばかり…

しかしホームに入ると江差線の列車が入線していました。車内は鉄っちゃんで混雑している模様

新青森行のスーパー白鳥30号で竜飛海底駅を目指します。

青函トンネルに進入後、一足先に臨時駅扱いになった吉岡海底駅を通過しました。

海底駅では非常ドアコックを使い1つのドアから下車します。

ホームを撮影したい気持ちを抑えつつ、まずは集合してツアーの概要を聞きます。

時刻表。各方面1本ずつしか停まりません。始発=最終とはこのことです。

海峡時代は何本も停車していたのですがね、時代を感じます。

まずは列車が去って静かになった竜飛海底駅のホームを観察。

といっても幅が1mにも満たないため、通路の出口から覗くようにして見学します。

トンネル内は50km以上あるスーパーロングレールによるスラブ軌道です。

北海道新幹線用の標準軌レールも敷いてありました。

なお、駅の廃止後は新幹線の建築限界の都合でこの狭いホームさえも撤去してしまうそうです。

駅名表には吉岡海底の名前が残っていました。

竜飛定点はホームから少し歩いたところにあります。

上りと下りのホームをつなぐトンネルは線路をくぐるためアップダウンが結構あります。

トンネル内はこんな感じの道が延々と続いています。この道は作業抗といって列車の通る本坑の両脇に1本ずつあります。本坑と作業抗の間は連絡横抗という道が梯子のように何本も繋がっており、本坑で問題が発生した際はこの連絡横抗を通って作業抗から避難できるようになっています。

作業抗の途中には排水用のポンプ場がいくつかあります。

青函トンネルは常に湧き水が発生しているため、排水ポンプが停止すると水没してしまいます。

こちらは非常時に地上へ出るための斜坑。後で乗る体験坑道とは別物のようです。

通路にはどこからともなく水が流れています。海底なのに真水というのも不思議な話です。

外側の資材運搬用レールをあえて残し、排水溝代わりにしているんだとか。

水族館もありましたが、ガラスが曇っていて何も見えませんでした。

避難時の待機スペースにてパネル展示の解説を聞きます。

海底部にも傾斜が付いているのは湧水を留めないようにするためだそうです。

ここから先へ進むにあたって2つの風門を通ります。

外気をトンネル内に送風しているため、ここで風の勢いを抑えています。

また、火災時に送風量を調節したりする機能もあるそうです。

風門の先にはトンネル掘削の展示がありました。

青函トンネルの殉職者は34名。

その中には突然水が噴き出す異常出水によって亡くなった方も少なからずいたのでしょう。

掘削に使用された重機や運搬用トロッコなどが展示されていました。

さらに進むとやや広いトンネルにトロッコ用の軌道が残されていました。

この線路は急カーブを上がりながら途中で体験坑道のケーブルカーの線路と合流します。

緑色の照明と相まってどこぞのアトラクションの世界に紛れ込んだような錯覚に陥ります。

ケーブルカー「もぐら号」で地上にある青函トンネル記念館まで一気に移動します。

 8分ほどで地上に到着。もぐら号の外観はこんな感じです。

帰りの時間まで40分ほどあるため一旦外へ出てみました。

竜飛岬まで行く時間はありませんので近くの展望台へ登ってみます。

朝から曇り空でしたが少し日が差してきました。それにしても風の強いこと…

記念館は立体的な模型が多用されており視覚的に楽しめる展示内容になっております。

壁のアーチは本坑の大きさと同じだったりします。

集合時間になったので再びケーブルカーで海底へ戻りました。

地上側の入り口にも頑丈そうな鉄扉が備わり、走行時以外は封鎖されています。

ケーブルカーの傾斜がよくわかる図

体験坑道駅が近づいてきました。右は資材運搬トロッコが使う線路です。

下車後は再び竜飛海底駅を目指して歩いていきます。

列車の到着まで待機していると轟音と共に貨物列車が通過していきました。

再び轟音がして今度は特急が入線してきました。ホームは危ないので連絡通路から撮影

帰りの列車は白鳥23号です。歩き疲れたせいか車内ではぐっすりでした。

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長崎にてレンガ建造物を巡る

2014-04-18 15:30:00 |  旅 行

いよいよ九州2日間の旅も最終回です。長崎の車両基地は午前中に大体見終えたので、帰路に就く夕方までの時間を利用してちょろっと観光してきました。

まずは長崎市電の1系統に乗車します。築町で5系統に乗り換えて、大浦海岸通りで下車しました。ちょうど出発した対向列車は貸切列車だったようです。

この電停から終点の石橋電停までは単線区間になります。

そのためか分かりませんが、架線はカテナリーから直吊に変わります。

軌道は歩道のようにも見える専用線となり、大浦天主堂下電停へと続いています。

大浦海岸通りから少し歩くとグラバー園入口の停留所があるのでそこからバスで小菅町まで乗車しました。バスの行先は種類が多くてどれに乗車すればいいか分かりにくいため、長崎バスの時刻・運賃クイック検索を利用しました。本数は多いので助かります。

バス通りのすぐ下に目的地が見えてきました。

小菅修船場跡 1868年(明治元年)竣工

 クリックで拡大

トーマス・グラバーと薩摩藩士の小松帯刀と五代才助が計画を進めて建設されました。

船架を用いて船を陸に引き揚げる西洋式のスリップ・ドックです。

国内では初めて採用された方式のドックで、国指定の史跡に登録されています。

 軌道

船架は水中に続く軌道と、船台と呼ばれる台車で構成されています。

満潮時に船台を水中に潜り込ませ、船をその上に載せて引き揚げます。

建設当初の船台はもっと細長かったのでソロバンドックと呼ばれたそうです。

 船台

日本の鉄道開業(1872年)より古い鉄路ですのでけっこう貴重だと思います。

さらに中央にはラックレールのようなものが設置されていました。

おそらく引揚げた船がずり落ちないようにするためのラチェットでしょう。

中央にある建屋が船を引き揚げるための巻上小屋で、動力はボイラーを使用した蒸気機関です。残念ながら内部は非公開ですが窓越しに覗くことは出来ます。巨大な歯車を使用しており、1000tクラスの船舶も引揚げ可能とのこと

左右の小さい建屋には船台を引き揚げるためのウインチが設置されています。

これは恐らく竣工後に追加されたものではないかと思います。

巻上小屋はレンガ造りです。

実はこの建屋こそ現存する国内最古のレンガ建造物であるというから驚きです。

全形レンガより薄くて扁平なこんにゃくレンガが採用されていることや、積み方がフランドル積みであることからもこの建屋が明治初期に建造されたことがわかります。

レンガの小口面には焼印が入っているものが多数見受けられました。

ラックレールの先端には船の引揚げ用と思われるチェーンがあり、小屋の中に繋がっています。ところで中央部は木製に見える引揚げ小屋ですが、実はハリボテでした!

室内を覗くとわかりますが内側にもちゃんとレンガが積まれています。

どうして下見板が張られているんでしょうね?

造船業・レンガ建築の両面から見ても大変歴史的価値のある建物ですが知名度が今一つなのが残念です。長崎駅から30分もあれば行けるので興味のある方は行かれてみてはいかがでしょうか。また、対岸にある三菱重工長崎造船所の史料館には小菅修船場の模型が展示されています。

 

再びバスで南下し小ケ倉で降車しました。少し歩いたところにある建物がこれ

国際海底ケーブル陸揚庫 1871年(明治4年)竣工

石碑には長崎-上海の海底に敷いた通信ケーブルを引揚げるための建物と書かれていました。レンガ造りと石造りが融合した不思議な造りをしていますね。

クリックで石碑の拡大写真

先の小菅修船場と同じくこんにゃくレンガが使用されていますが、積み方は長手積みでした。刻印は18種類もあるそうです。柵の中には入れないので確認はしませんでした。

中央には煙突も備わります。

国内最古の国際海底ケーブル陸揚庫とは言いますがちょっと素っ気ないですね。

せめて柵の中に入れるとか柵の外に案内板くらいは立てて欲しいところです。

栃木にあるKDDIの国際通信資料館にこの陸揚庫のレプリカがあるそうです。

しかも近代化産業遺産に認定されているとか。本物が現存するのにおかしな話ですな。

起伏の多い長崎の街並みは美しいです。

おわり

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九州小旅行-2

2014-03-15 17:39:34 |  旅 行

前回の続き

なんとSL人吉の客車が停車中でした。

臨時列車か試運転かわかりませんが佐賀で見れるとは思いませんでした。

牽引機も黒いDE10だし、これは珍しいぞ!と思いましたが、今や九州のDE10は半数近くが黒いそうで…。ななつ星の牽引もありますからね

真ん中にちょこっと写っているみどり・ハウステンボス号で早岐までやってきました。

車両基地の工事がかなり進んでいました。12日に完成し、今日から稼働だそうです。

そういえば早岐にあるのに佐世保車両センターって名称なんだなあ。

近代的な姿へと変わりつつある早岐駅ですが、2つ並んだ構内通路は健在でした。

佐世保まで行く工程なのにわざわざ早岐で降りた理由は、新設された転車台給水塔の現況を見るためです。それについてはまた別記事にします。

佐世保から博多行みどり号が入線してきました。おや、この編成は…

標準塗装でありながら緑色の貫通先頭車を持つ変わり種、CM35編成でした。

このクロハ782-407はパノラマグリーン車から改造されたため、グリーン室の側面窓の天地寸法が広くなっています。

間もなくハウステンボス号も入線してきました。手早く併結を行います。

こうやって比べると側面窓の大きさの違いがよくわかると思います。

ブロック塗装のおかげでしょう、併結すると先頭部は編成に溶け込みます。

普通列車で佐世保へやってきました。JRの駅では最西端に位置します。

1番のりばにある車止め。スラブ軌道なのでダンパーの付いた緩衝式かと思いきや、バラスト軌道の第2種車止めでした。松浦鉄道の車止めもバラスト軌道+第2種ですね。

キハ66系の国鉄色が停車中。キハ66 110+キハ67 110

国鉄色はトップナンバーで組成された編成もあります。

こちらは台車交換で100番台に改番された唯一の編成です。

模型の資料用に構内の写真も撮っておきましょうか

ちと気になる線路を発見。

6番線の脇にある側線が途中から合成マクラギになっています。

発注ミスでスラブが足りなくなっちゃったんでしょうか?

なんて適当なことを言ってみる。

スラブ軌道も高架橋のプレートとプレートの継ぎ目らしき所は合成マクラギが使われていますね。出発まで時間があったので、みなと口に降りてみました。

目の前が佐世保港です。

ここから池島への直行便もあるそうで、いつか行きたいなーと思っています。

大村線直通の列車に乗車します。

ハウステンボスで停車時間があったので少しばかり撮影

1番のりばは早岐方面への折返し列車専用になっていました。

エレベーターを設置する前は長崎方面に進める構造だった模様です。

ホームからハウステンボスのホテルが良く見えました。

レンガ造りの建物群は見て周りたいところですが今回はスルー

そのかわり前々から訪れてみたかった千綿駅に下車しました。

降りた瞬間から国鉄時代にタイムスリップします。

大村湾を目の前にカーブしたホームが特徴的。

木造の駅舎は平成になって改築されたものとは思えない鄙びた外観です。

ローカル線が好きな人にはぜひおすすめしたい駅です。

シーサイドライナーは通過してしまうので近くで撮影してみました。

日没が迫ってきました。夕日は写真では伝えきれない美しさがあります。

欲を言えば日没を過ぎるまでいたかったのですが何せ本数が少ないので…

哀愁漂う千綿を後にし、引き続き普通列車に乗って長崎まで進みます。

途中の諫早で乗換待ちをしていると、

ななつ星の表示があるではないか!

SL人吉の客車に続いて運がいいです。というか早岐行きなんだ?

外見は漆黒の闇ですが車内の豪華さは溢れんばかりに伝わってきました…

最後に稲佐山からの夜景を見て1日日の工程は終了です。

つづく

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九州小旅行-1

2014-03-13 20:31:58 |  旅 行

こんばんは

長崎の転車台を投稿した翌日、なんと長崎車両センターの公開イベントが催されるとの告知がありました。移転前の最後のチャンスだけにこれは行かねばなりません。

というわけで先月の22・23日に九州へ行って参りました。

 博多駅

イベントは日曜日なので、土曜日は寄り道をしながら長崎へ向かいました。

まずは鹿児島本線で香椎へ行き香椎線に乗り換えます。

ここからは気動車の旅になります。どっちも白幕ですね

行先を限定せず、どこまでも走っていきそうな感じがするので嫌いじゃありません。

せっかくなので終点の宇美まで行き、折返しの列車で須恵に着きました。

駅から県道91号線沿いに歩いていくと、ぼた山の左に目標を発見!

だんだんと近づいてきました。

ぼた山には立入禁止の標識がありました。

ちょっと登ってみたかったなー

駅から20分くらいで目的地に到着です。

志免鉱業所竪坑櫓 1943年完成

巻上機が櫓の上に設置されているワインディングタワー式の竪坑櫓は、国内では志免にしか現存しておらず、また当時のものは世界的に見ても希少な存在だそうです。

今から50年前までここで石炭の採掘が行われていたんですね

竪坑櫓のすぐ脇にはレンガ造りの第八坑連卸坑口も残されています。

斜坑は竪坑と比べると輸送距離が長くなる分、一度に大量の石炭を輸送できるメリットがあります。また石炭と共に掘削された捨石(ボタ)を溜めたのが先ほどのぼた山です。

ちなみにこのレンガは一般的な赤レンガではなく、石炭の精錬で発生した鉱滓(スラグ)を再利用して作られた鉱滓レンガで造られています。


すぐ近くには志免鉄道記念公園もありました。

この公園は旧国鉄勝田線の志免駅を整備したものです。

構内にはホームの他、腕木信号機や踏切も残されていました。

信号機テコも

この辺りは福岡空港が近いため飛行機の離着陸の音が良く聞こえます。

そういえば空港から志免までの直結バスとかあったのかな…


博多へ戻り、今度は西鉄天神へやってきました。 

8000形西鉄特急で柳川へ向かいます。(↑はどちらも普通電車)

標準軌のスラブ軌道に走っていると新幹線のような雰囲気に…

西鉄柳川に到着しました。こちらが8000形。特急型ですが車端部はロングシートを採用するなど通勤輸送にも配慮した車内になっています。

柳川といえば川下りで有名ですね。街のいたるところに水路が巡っています。

舟に乗るのはまた今度。柳川に降りたのは県境まで向かうためです。

西鉄バスの佐賀バスターミナル行に乗って大川橋停留所で下車しました。

その先にある大川橋は筑後川を渡り、佐賀県へと続いています。

赤いタワーのような橋が見えてきました。

筑後川昇開橋 1935年竣工

元々は旧国鉄佐賀線用の鉄道橋で、トラス橋の中央部が可動橋となっています。

潮の干満差が6mにも及ぶため、満潮時にも船が走行できるよう設けられました。

現在でも橋の昇降が必要な大型船が週1回は通るそうです。

でも観光客が渡るときはサービス動かしてくれたりします。

橋が上がると共に左右のウエイトが下がっていきます。駆動部が片側にしかないため、操作室側のウエイトを重くしてバランスを取っているそうです。

福岡県側には佐賀線の筑後若津駅跡の案内板がありました。

それでは歩いてみましょう。

路面は歩行者向けに整備されているので鉄道橋としての名残は感じられません

可動部に着きました。あれ、柵がしてあるので操作する方に伺ったところ、この先も歩けるけど陸地側が工事中なので降りることはできないとのことでした。残念

対岸に渡ることは諦め、橋の昇降を目の前で見せてもらって停留所に戻りました。

教えてもらった橋の近くにある和菓子屋さんの饅頭がおいしかったです。

再びバスに乗って佐賀駅へやって参りました。

ホームへ上がるとなにやら黒い車両が…

続く

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