趣味人Tの伝言

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VSEの進捗

2024-09-28 18:51:34 | 車両工作(N)

VSEに室内灯を設置する工作の続きです。

折角室内灯を入れたのに、ロマンスカーの顔とも入れる展望席が真っ暗では興ざめです。

ここを照らすには天井に薄型のテープLEDなどを仕込む必要があるのですが、天井が窓上に迫っており真横や真正面からLEDが見えてしまいます。まずはここを何とかしてみます。

前面ガラスは上部の固定部をバッサリカットしてボディに接着することにしました。

ついでにiromizuのB-25ICを裏から貼ってスモーク調にしています。

ボディはテープLEDが入る幅に天井を切削し、運転席のガラスパーツが嵌る台座も合わせて薄くしました。見える部分を傷つけないように養生して慎重に作業を進めます。

表から見ると開口部は運転席のパーツで隠れるため分かりませんね。一安心、、

運転席パーツも内側を削ってテープLEDをより高い位置に貼れるようにしました。

 

続いて床下側の加工に入ります。

室内灯の接点は純正室内灯の先端側が載る位置に仕込みます。ここにスリット状の穴を2ヵ所開けて、KATOの室内灯用集電シューを加工した電極を設置しました。

裏からみるとこんな感じ、シャーシ側は銅板と接触するように少し立ち上げています。

 

室内灯はグランライトの切れ端(LED3列分)を並列に接続しました。

トミックスのVSEは座席が新宿方を向いた上り列車を再現していますが、旅情を感じられる下りの箱根湯本向きに仕立てることにしました。

そのため光源を座席の前側から照らせるように1号車はLEDの位置を反転させています。

集電スプリングを固定する金具は撤去し、短くカットしたスプリングを基板に半田漬け。

導光板はスプリングの周囲を床板の電極部に嵌るように現物合わせで削っています。

グランライトは白色を使用して色味調整用フィルターを貼りましたが、後で再調整する予定です。

グランライトに接続するポリウレタン線は天井側に透明テープで固定しています。

本来の室内灯の台座は不要になりましたので、ニッパで撤去してプラ板で埋めました。

ついでに展望席の一番後ろの席と乗降扉の間にあるカウンターを再現してみました。

参考用に実車1号車の扉付近の写真を載せます。

2023年に運転されたサイレントロマンスカーのツアーに参加した際、この展望席の一番後ろの席に乗車したため、カウンターの印象が強く残っています。

プラ板でそれっぽく作りました。茶色で塗装するので接着は後ほどに。

今回はここまで。次回は中間車を進めます。

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VSEに室内灯を付けよう

2024-05-16 09:12:12 | 車両工作(N)

Tomixの小田急50000形VSEに室内灯を入れました。

実車は引退してしまいましたが、我が家では現役ですので夜間走行にも登板してもらいます。

通常品は途中でブランドマークが追加された位で、発売当初から大きな仕様変更はありません。

ラストラン仕様は第2編成が選定され、M13モーター化や窓ガラスの着色が薄くなるなどの変更がありましたので、通常品の次回生産時はリニュールとなるかもしれません。

私の所有するVSEは通常品にラストラン仕様の窓ガラスを組み合わせたオリジナルです。

通常品のガラスはグリーンの着色が濃すぎてずっと違和感がありましたので。

今回の記事のメインとなる室内灯は悩んだ挙句、純正品の0374/0378室内照明ユニットLC(電球色)を使用することにしました。純正品を買うのは10数年ぶりかもしれません。

昔はLEDを覆う部分が銀テープだった記憶がありますが、白テープの方が直下にも程よく光が回るので良いですね。導光板が盛大に反っているのは相変わらずでした。

今ではテープLEDを使用した室内灯も多種多様にありますが、純正の電球色は黄色味が薄く気に入っています。VSEは車体長も短いため導光板の光ムラも多少の改良でリカバリーできると判断しました。まずは導光板からはみ出ているLEDを引っ込めてみます。

基板のカシメをカットして導光板を外し、LEDの足をヤットコで少しだけ持ち上げます。

そしてLEDのツバをニッパでカットして基板と水平になるように曲げ直しました。

正面から見るとツバのカットが雑ですね…

この加工によりLEDのはみだしが減り、導光率も多少ながら上がっているはずです。

導光板には中川ケミカルのフォグラスC-718サンドホワイトAを貼りました。

また、先端側の断面にアルミテープを貼って連結面からの光漏れも無くしておきます。

基板と導光板は透明テープを巻いて固定しました。

遮光テープを貼るだけもで簡易的な固定にはなります。点灯具合はこんな感じ

暗闇での加工前後の比較をしてみました。座席パーツは外してあります。

加工後は導光板の溝ムラが軽減しているのが分かると思います。

肉眼だと照度も少しアップしているのですが、さすがに微妙な差過ぎて写真だと伝わりませんね。

ボディ透け対策のシートは粘着が弱くて剝がれやすいため、ひとまず外しました。

まあ座席パーツを付けてしまえば違いが殆ど分からないというオチなんですが。

足元の影が減っている点は何とか判別できました。

さて、純正室内灯を使う上で一番ネックになるのが先頭車の展望席。

後発のGSEは展望部のみ専用照明を組み込むことで解決していますがどうしたものか

乗務員扉の横に室内灯の台座があるので圧迫感があるのも気になります…

さすがにこのままでは物足りないので何とかしてみます。

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竣工 KATO 883系ソニックリニューアル車

2023-12-30 19:56:33 | 車両工作(N)

何とか年内に完成報告ができました。883系ソニック リニューアル車。

0番台で統一された3次車やAO-3編成も発売されていますが、紹介するのは2009年に発売された最も古い製品です。1000番台を組み込んだ凸凹編成が特長で、私のお気に入りの車両の1つです。

この模型は振り子が良く効くのでカント付きレールを走らせるのが楽しいんです。

 

ひとつだけ加工内容を忘れていました。

運転席の窓にスモークを入れるためIROMIZUのB-25icを貼りました。湾曲した窓の場合に貼る時は、一度マスキングテープに形を写してから切り出すようにすると上手くいきます。

1000番台は窓のツライチ化を実施。2両だけでほんと良かった…

車端部の床下機器はE26系カシオペア用を流用です。屋根上機器に色差しを行っています。

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室内灯にもこだわりを。0番台は常点灯化したLED室内灯クリアを、窓のスモークが濃い1000番台はグランライトⅢ+拡散板を装着しました。このため暗闇でも照明に統一感が出ています。

ヘッド・テールライトの高輝度化とフォグランプの色味適正化も実施。

工作記事ではテールの遮光が不十分だったため、今回はほぼ完璧に仕上げました。

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上の写真、バンパーがもげてますね。ASSY調達しないと…

それではよいお年をお迎えください。

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色入れと室内灯の設置 KATO 883系ソニックリニューアル車

2023-12-26 23:45:02 | 車両工作(N)

こんばんは

今年も残すところあと数日となりました。

12月は師走というだけあって毎年バタバタしているうちに年末を迎えてしまいます。

 

そんな中でもソニックの加工は年内に完成したいと思い、工作を進めました。

まずはクーラーの墨入れ。タミヤのスミ入れ塗料ブラックを使用しました。

0番台のクーラー(上写真)は側面のメッシュに、1000番台のクーラー(下写真)はルーバーとメッシュに流しました。乾いたら溶剤で拭き取り、陰影を調整します。

パンタグラフ台は軽量化のためか丸穴のモールドが多数あります。

ここはピンバイスで開口しても良かったのですが、台座のモールドに被っている穴もあったので墨入れにしておきました。パンタを載せてしまえばそこまで気にならないと思います。

このパンタグラフ台は台車に直結されているため車体に支柱を通す穴があります。

開口部がボディ色なのは不自然なため、ペンで位置をケガいて黒く塗っておきました。

その他、碍子や配管の色差しを行って組付けた状態が下の写真になります。

屋根板も製品より少し濃いグレーで塗り直したので、落ち着いた感じが出たと思います。

幌枠もブラックで塗装してみました。嵌め込み化した1000番のデッキ窓部ですが、やはり窓越しに室内灯の取付座が見えるのは頂けないため撤去することにしました。下写真の左が撤去後です。

室内灯は客席側に配置し、壁際ギリギリに置くことで目立たないようにします。

集電シューが差し込めるようにプラ板でガイドを作ってあげれば問題なく通電出来そうです。

0番台はセンターブースという向かい合わせのボックス席がありましたが、リニューアルの際に普通の席に改修されています。今回はグループ客が利用している想定でそのままにしました。

シートの塗装中の光景。まずは床の色合いを調色して塗装し、マスキングします。

座席の色は1両ごと、いや半室ごとに異なる車両もあって非常に手間でした…

デッキ部の床は室内よりやや赤みの強い色で塗装しています。

これはデッキの照明が電球色であることを、床の反射色で再現してみたかったからです。

(そもそも実車のデッキはストライプ模様なので、あくまでも雰囲気重視です)

1000番台のシートは本来もっと落ち着いた色合いなのですが、窓のスモークが濃く沈んだ色に見えてしまうため鮮やかなオレンジ色に塗装しました。

室内灯も純正品では暗く見えてしまうため、グランライトⅢのナチュラルホワイトを選択。

多灯式で光ムラが気になったため自作の拡散板を設置しました。

チップLEDの直下にラベルシールを配置し、フォグラスで光を均一化しています。

0番台は常点灯化したLED室内灯クリアの白色を使用します。

屋根裏に白色拡散板を挟んでプリズムと基板は遮光テープで固定しました。

写真は遮光テープで隠れていますが、導光板の断面にIROMIZUの14-50icを貼って色温度を下げています。この辺りは毎度の工作なので特に考えず流れ作業です。

クモハ883のみ室内灯付近に窓がないため、本来の取付台座を使用しています。

完成報告に続く

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ライトの高輝度化 KATO 883系ソニックリニューアル車

2023-10-20 21:30:57 | 車両工作(N)

こんばんは

10月になり朝晩の冷え込みが増してきましたね。この時期の服装はいつも悩ましいです。

さて、増備車をはめ込み窓化したソニックの加工を進めます。

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今回はヘッド・テールライトの高輝度化とフォグランプの色味改善を行います。

LEDは高輝度タイプに交換し、オリジナルより脚を延ばしてプリズムを短縮しました。

高輝度化によりテール側に光漏れを生じたのでアルミテープで遮光しました。

ヘッドライトプリズムはステーの断面からテールライトへの光漏れを生じていたので黒ペンで遮光しておきました。上のアルミテープより効果があったかもしません。

また遮光ケースの後ろをカットして小型化し、基板の後ろ側はシート色に合わせて塗装しています。

クロは遮光ケースの小型化により前1列のシートを復元しました。まだ塗装は暫定です。

遮光ケースからはみ出る基板はそれぞれの床色に合わせて塗装しています。

ネジが目立ちますが、遮光ケースが鎮座している加工前よりは室内の空間が広がりました。

 

フォグランプの色味はLEDの高輝度化だけでは改善しませんでした。

これはプリズムの着色が濃すぎるためで、導光部を短くすれば発光色が薄くなると思いばっさりカットしました。カットした部分の代わりにヘッドライト用の無着色の導光部を移植しました。(Z04-4063 クロ882レンズカバーに付属)

導光部の加工前後を比較。回路の常点灯化はしていませんが、プリズムの短縮と高輝度LED化により十分な明るさと色味になりました。二又のレンズ部は固定できなくなるので、ボディ側に差し込んで少量の接着材で固定します。

 

改めて改造前後の点灯比較をば。

実車はシールドビームから白色LEDに換装されましたので、模型も白色のままとしています。

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加工前のテールライトは斜めや横からのアングルだと点灯しているのか分からなかったのですが、はっきり確認できるようになりました。ただフォグへの光漏れがまだあるので遮光が必要そうです。

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