微風/びふう

日々のあれこれ♪

あの本はどこにいった?「雛」

2020-07-10 19:11:43 | メディア・ 日々・色々

人形と猫が綴る、書きかけの物語「花束」の内容の続きをイメージしながら、

そうだ、あの本をちょっと見てみようと思い立って探してみる。

 

写真と記事は関係ありません!(^^)!

 

人形は人形でも、雛人形!

「雛」が載っている芥川龍之介の全集の一冊!

ところが、、、

あれ、おかしいな?

無いはずはないのに、無い!ない!!!

どこを探しても見当たらないので、主人に尋ねると、

「あ、処分したかも、、、」と明るい返事が聴こえた。

 

何で何で?

他の物はともかくどうしてそれを捨てるんですか(*_*;?

ン? もしかすると、あれも?

「高瀬舟」が載っている、森鴎外の全集の一冊。

え?こっちも無い、、、?

「その辺だいぶ処分したヨ」とまた声が聞こえた。

 

はあ~?

あぁ、せめてこの二冊だけは残しておいてもらいたかったのに~何て事を、、、((+_+))

。。。

ネットで探してみると、、、

こんな時はほんとうに有難いものです!

❝ 青空文庫 ❞で、両方とも掲載されていました。

 

はるか昔、

芥川龍之介の「雛」を初めて読んだ時、

雛人形を一人ジッと見入る父親の横顔、、、やはりそこの表現がズキンと響きました。

やはり、とてもに日本人らしい、日本文学を少しは感じたのかな。

 

森鴎外の「高瀬舟」も、とてもとても心打たれました。

もし、物語の筋は同じでも、

別の作家の表現で書かれていたら、、、どんな風に感じたかな!

 

この二冊はまた買うつもりです。

 


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