男性はおしなべて納得する

一昨年　車を新しくした

前の車が10年たったからだ

あちこち回って試乗して

結局　フィットにした

いざ買う段になったら

むーくんが

と言うではないか

私は　基本　車は

乗れればいいという考え方

買うのは　私だし・・

すると

この話　男性にすると

大抵　分かる分かるという感じで

うなずく

どんなことにも敵対心が顔を出すらしい

座布団二枚‼️

中学生のA子ちゃんが

ある日　幼稚園年長の弟と

コンビニに行った

目の前にいたカップルが

お弁当を買おうとしていた

そのお弁当の温めを頼むとき

多分　彼氏は彼女の前で

カッコつけたかったんだと思う

決まったぜ　というオーラ出しっぱなしの彼

すると　お弁当を温めた店員さんが

ナイスな切り返しと

感心していたら

そばにいた弟が

ふだんこ憎らしい弟と思ってたけれど

この時ばかりは　

心の中て拍手喝采をした

「好きなもの　なんでも買っていいよ」

つい　言ってしまった

歳をとるのも悪くない

先日　孫守りの合間に

ウォーキングをするという友人たちの

仲間に　加わった

天気はいいけれど

風が冷たい

でも　河原は解放的で

気分が晴れやかになる

歴史的建造物や遺跡をみて歩いた

古墳のわきには

紅梅が咲いていた

約15,000歩　歩いて

お昼を食べることにした

お蕎麦屋さんか

ラーメンを出すお寿司屋さんか

と問われ　テレビに出たという

お寿司屋さんに決めた

海鮮丼ランチ

そして店主オススメの

タンメン

タンメンは少し分けてもらって食べた

美味しかった

でもお寿司は

刺身が薄い　たいして美味くない

（イカは鮮度が落ちていた）

サラダはキャベツの千切りに

コーンがのっているだけにマヨネーズ

極めつけは　茶碗蒸し

ひどい味

何度も温めてなおしたと分かる

形状

店を出た後別れ

夜　LINEで大騒ぎした

などなど

10年たってもきっと言っているよね

ある意味　記憶に残る

ウォーキングだったね

と

この年齢になると

マイナスのハプニングも

みんなで　楽しめてしまう

歳をとるのも　悪くない

永ちゃん

永ちゃんは工事現場の交通誘導員

（もちろん 本名は違う)

カナちゃん(仮名)と仲良しになった

カナちゃんは学校に来ることも

学級で勉強することも

他の人よりもエネルギーが必要な

1年生の女の子

みんなと違う時間に登下校しても

永ちゃんは決して問いただすことはせず

ニコニコ話しかけて

カナちゃんを笑わせ楽しませる

手紙のやり取りをして

カナちゃんはマフラーを編んで

プレゼントした

カナちゃんは少しづつ 

元気を取り戻した

「工事がずっと続いて欲しい」

カナちゃんのお母さんは

しみじみ言うのです

奇跡・・のような

永ちゃんとカナちゃんの出会い

心配した

とある日

洋服屋さんの前に

車を止めていたら

隣のパン屋さんにお客さんが来た

予約して購入する高級食パン屋さん

車から降りてきたお客さん

背中の真ん中に 

大きなホッカイロを貼っていた

教えてあげた方がいいのか？

いや 見知らぬ人だし

おせっかいだし・・

ドキドキしていたら

 

するりと上着を来て

さっさと店に入って行った

杞憂…

言わなくて良かった

でもあの人 貼っていることきっと忘れてる

ほんの10秒ぐらいの出来事