うーちゃん退職日記

むーくん(夫)と二人暮らし 時々2人娘たちとのくらしを
のんびりゆったり、綴ります。

歳を重ねるということ

2017-10-30 21:42:49 | 日記

おばあちゃんと同居していた時

よく 食材やお菓子の袋を開けることを

頼まれました

年月を経て

自分がそうなっている

指先に力が入らず 指で切れるはずの袋が

上手くきれない

鋏で切ればいいことなのだけれど

歳をとる というのはこういうこと

と 思い知らされる

他にもある

家事をしているとき 

抵抗を感じる物がちょっとずつ 増えていく

 

悲しくて 寂しい現実だけれど

受け入れるしかない というのもよくわかっている

 

なあんて うじうじしてても 何も始まらない!!

と 自分を奮い立たせている今日この頃

 

 

 

 

 

 


中学校の合唱祭

2017-10-28 20:56:29 | 日記

勤務校の合唱祭

全校合唱 学年合唱 クラスの合唱

1年生は まだ 小学校の延長の感じ

2年生になると オー流石 ハーモニーが安定している

3年生は 圧巻 選ぶ合唱曲も高度になる

ハーモニー に パワーと 表現力が加わる

最後に アトラクションとして先生方の合唱

何故 歓声が上がっているかというと

ピアノの前に座った 伴奏の男の先生

音楽の専科じゃなかったんですね~~

「あの先生 ピアノが弾けたの?!」という驚きに体育館中が ざわざわ

前奏が始まったら その上手さに またざわざわ

なんか かっこよかった~~

 

楽しんで感動して

そして 反省

自分の3人の子どもたちの時

なんで 見に行かなかったのかなあ

 

 


小さなことだけれど

2017-10-27 21:37:26 | 日記

次女が同居し始めたころ

洗濯ものの外干しにこだわった

そこで ベランダに簡易の物干し台を置いた

天気の良い日に干した洗濯物の香り

やっぱり よかった

ところが タオル干しは両サイドの根元の

プラスチックの留め具だけで支えている

時間がたつにつれて 痛んできて

留め具が折れて 困っていたら

むーくんが 荷造りひもでしばってくれた

でも 紫外線で劣化してボロボロに・・・

また タオルかけが使えなくなって困っていた

ある日 ふと浮かんだアイディア

試してみた

針金ハンガーを ばらして

止めなおしたら

思いのほか うまくハマった

 

ちっちゃなことだけれど

なんか こういうことって いろいろ得したようで

うれしい・・・


うれしかったこと

2017-10-24 21:39:40 | 日記

スポーツクラブでたまに会う

かつての教え子のお母さま方

その中の一人の方が

「息子の荷物を整理していたら 出てきたんですよ」

と言って見せてくださったもの

百人一首の暗誦用の冊子

しわもなく きれいなままです

中を見ると いろいろな印がついていて

彼の苦闘がうかがえます

彼は4年生の時 百首覚えたはず

 

20年たって 冊子を見せてもらえるなんて

教師冥利に尽きます

嬉しい限りです

 

私が なぜ 百人一首を始めたかというと

学級崩壊のクラスを作ってしまったから

 

中学校に3年間いて 生徒指導にそれなりの自信をもって

小学校に戻ったとき

担当した学年が 5年生

1年生の時から 学年崩壊と言われ続けた学年でした

そこへ 中学校で得た生徒指導の手法を用いたのが間違いのもと

課題のある子どもに必死にかかわるあまり

ほかの子どもたちのことをほったらかしにしてしまったのです

 

いじめ 不登校 問題行動・・・

気が付いたときは 手の施しようがないほど

クラスが荒れていました

 

教師としての自信はぺしゃんこになって

3学期の学級懇談会で たくさんの親から非難され

家に帰って むーくんの前で 泣きました

 

その時 

「教師として 何か核になるものをやったほうがいい 百人一首なんかいいと思うぞ」

とむーくんにアドバイスされました

 

その翌年 手探りで始めた百人一首とその暗誦

ずいぶん救われました

教師としての自信も取り戻すことが出来ました

 

暗誦の時期に入ると 

私はトイレにも行けないほどの忙しさ(全員の暗誦を一人でチェックするので)になるのですが

それでも 続けてきてよかったなあ・・・

しみじみ思うのです