みんなの家庭の医学～チーム医療で究明する五十肩～

東北大学医学部の肩関節外来は、リーダーの井樋栄二先生を筆頭に、秋貴史先生、常陸真先生、山本宣幸先生、川上純先生、峯田光能先生の6人でチーム医療に取り組んでいる。

症例の患者さんは五十肩と診断された。五十肩とは総称で、肩の痛みの原因がはっきりせず、概ね加齢によるものと推定される場合に診断されることが多い。
東北大学病院の肩関節外来を診察することに。秋先生は問診を担当。井樋先生による診察で痛みの出方をチェックしたところ、腕を振り上げた時、横にひねった時に痛むことが判明。腱板炎が疑われた。MRI画像検査で腱板の毛羽立ちが見られ、やはり腱板炎と診断された。村木孝行先生の指導によるリハビリも行われた。
さらにスタジオで、肩の痛みと動きにくさに加え、ゴリゴリ、ジョリジョリという異音があった場合、肩腱板断裂の可能性が高いと言っていた。

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