天皇が退位して皇太子が新天皇に即位する日程が決定しました。しかし、天皇は世襲制で、皇位継承順位1位の方が天皇を継がなければならず(そのため、職業選択の自由がない)、天皇・皇族には参政権(選挙権および被選挙権)がなく、しかも政治に関する意見を言う自由、ひいては自分自身を取り巻く皇室制度に対して意見する自由もない状態にあり、「お気持ち表明」すらも憲法違反だと批判する人もいて、これは同じ人間なのに代々人権がないということであって、気の毒です。
竹下亘氏の「同性カップルの宮中晩餐会出席に反対」という発言を批判しながら天皇制廃止は主張しないことにも私は納得いきません。
皇太子が新天皇に即位することになるのは仕方ないが、次の天皇の在位中に共和制移行を実現して、今の皇太子が本当に最後の天皇になることを祈っています。
現在、世界の200カ国のうち君主のいる国は27カ国だけです。現代社会において、世襲によらず選挙またはその他の方法によって国家の代表を選出する共和制がグローバルスタンダードであり、国家の代表または象徴が世襲される君主制はグローバルスタンダードから外れたイレギュラーでローカルなものです。
皇室関連商品不買運動のすすめ
基本的人権に反した制度である天皇制の廃止を求めて、皇室のできごとを記念した商品やサービス、皇室御用達、宮内庁御用達をうたった商品、天皇杯・天皇賞の観戦、天皇・皇族の名前を冠した賞を受賞した商品など(あと、元号を売りにしたCMの商品も)の不買運動をしてはどうかと提案したい。
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