「東京」と言ったらなんといっても日本の首都「東京都」だが、それ以外でも「東京」という地名(漢字で「東京」と書くもの)が各地(中国に多い)で見られる。
中国の歴史の中でさまざまな国(王朝)が興り、いくつかの国で「東にある都」という意味で「東京」と称したが建てられた。これらの場合、日本の首都東京と区別するために、日本語読みするときは「とうけい」と読まれるらしい。
詳細はウィキペディアの東京 (各国)、東京 (曖昧さ回避)を参照。
世界ふしぎ発見:内モンゴル~幻の王朝・契丹~でその中の一つ契丹(遼)の「東京」に触れていた。ここでもたしか「とうけい」と読んでいた。
ちなみに、上に挙げた中国の「東京」はどれも昔の地名で、今は廃れている。
ベトナムにも「東京」があった。現代ベトナム語はアルファベットで書かれるが、昔は漢字を使っていた。ベトナムの首都ハノイの旧称は「東京(トンキン)」だった。現在でも「トンキン湾」に名を残している。日本では慣用で「トンキン」というけど、実際のベトナム語の発音は濁って「ドンキン」(現代ベトナム語表記:Đông Kinh)である。
あと、日本にも長野県長野市に「東京」と書いて「ひがしきょう」という地名がある。
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