インターネット上では、次の天皇(徳仁さま)がラストエンペラーになるという予測が出回っている。平成の次が最後の元号、最後の天皇となるだろうとも。
天皇や皇族といった世襲制で自分の人生を自由に決められない身分が続くのは気の毒であり、廃止されるのが望ましい。なので、こういった予測はぜひとも当たることを期待したいものである。しかしながら、天皇の退位、代替わりが近づいている現時点においても、天皇制をめぐる議論は低調である。今年元日の琉球新報で、皇室に関する世論調査の記事があり、60%超が女性天皇を容認し、79%が象徴天皇制を支持する結果で、残念ながら天皇制廃止には程遠いという感がある。男女平等以前に、天皇制自体が人間の平等に反していることに気づくべきだ。
韓国国会議員の文喜相氏が慰安婦問題に関して「天皇は謝罪を」と発言したことについても、こういった謝罪要求をされうる身分が代々続くのはかわいそうだ。
日本で皇室支持率に関する世論調査が行われる頻度は、欧州の君主国と比べて低い。調査すること自体タブーと考えられているのか。今の天皇の即位した際、皇室の支持率に関する世論調査があった。今度の代替わりの時にも同様の世論調査が行われると考えられ、結果を注目したい。
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生前退位-天皇制廃止-共和制日本へ
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