星の依る庭

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金華山前日譚:ある滝とその龍神さん

2024年10月12日 12時20分27秒 | 日記
宮城県石巻市は金華山。
 
前回のカード占いでお呼ばれして、流れのままに、何があるのかもわからず勢いのままに行くことにした。
 
……とその前に。
 
 
金華山に出向く日が近づくと、“直感さん”がなにか言ってくる。
 
「金華山に行く前に、裏磐梯(福島)の“とある滝”に行ったほうが良い」
 
カードも引かずに、龍神さんのことを思いながらそんな意識があった。
 
というのも、私が2〜3年前にその滝を東北メル変仲間3人組で訪れた時。
 
これはあくまでその内々での話だが、
その滝には龍神さんがいらっしゃって、
メル変仲間でも特にこれまできっかけ作ってくれたり、いつも大事なタイミングで仲介役となって導いてくれたメル姉さん(命名してみたらミル姉さんみたいになった…笑)が、またもやそこでもそのバイタリティで仲介役となって、なんの因果かその龍神さんを姉さんにではなく、私に就くようにお願いしてくださった、、、という話になり。。。
 
 
そのときサニワしてもらった言葉で、私のことについて龍さんが話したことがあまりにストレートだったので爆笑したのを覚えてます。。。笑
 
 
その時は、就いていただいた嬉しさもあって、なにか象徴として家にお祀りしたい思いも湧いていたので、
ノナさんにもちょっとずつだけお伺いしながら、
「特に必要はないが水色の?布を、川のように?置いてほしい」とのリクエストがあったのを何となく覚えている。
 
なので現在私の家の龍神さんコーナーの敷物は、ターコイズのような色のものを軽く垂らすように敷いている。
 
 
 
尤も、それが布かと言われたら、少し違うかもしれない。直前に大きな地震が来ていたせいで、神棚のものが落ちたり倒れたりして大変だったので、よく100円ショップにも売っている滑り止めになる素材のもので、ちょうどきれいな理想の色のものがあったので、それを敷いた。
 
いずれ、ピンとくるちゃんとした布にも巡り合えればいいなと思っているが、
なんとなく、なんとなくだけど、
それを敷いて滝のように垂らした時に、頭にグワッ!とした感覚が来て、これでいいっぽい、、、となって、今もそのまま。
 
 
 
当時は神棚に何か置いたり、祝詞を唱えたりすると、たまにクワッ!!( ゚д゚)とその場にクラクラするときかあった。RPGで「ランクが 1 あがった!パワーアップした!」的な。
 
今は神棚のメンバーも固定で落ち着いたので、それほど大きな変化は感じないが、諸々不足していた私がそのエネルギーに付いてこれるようになった、というのがしっくりきている。
 
 
 
 
 
話が神棚のほうに逸れてしまったが、
金華山に行く前に、私はその滝へ1年ぶりに行くことにした。すごく久しぶりな感覚だったが、何気に件のことがあってから毎年行ってデトックスしていた。こちらはとても清まるのです。
いつもは一人で行っていたが、今回は金華山へ一緒に行くパートナーもつれて。
 



遠くはないが、駐車場から滝に行くまで割と階段と山道。
 
ずっと気になっている、灯籠。
 
伝承上、不動明王をお祭りしているとあるのだが、滝のそばにあるお社には、もぬけの殻ともとれる神棚がおいてあるだけで、なにか祀ってある感じはしない。毎回お疲れ様の意味で一礼だけはしている。
 
いつか、、、その龍神さんもしくは滝そのものがもっと居心地が良くなるのであれば、お社の管理、、、までいくのは難しいのだろうが、何かしてあげたいと淡い希望を妄想している。
 
 



今回は、ただ行くもしくは癒やされに行くというより、なにか「お使い」「繋げる」といった感じがあった。
 
ちなみに去年来たときは、私の中で「祝詞を唱える」という流れがあって、私は人のこないうちに、
滝の橋の上で、滝に向かってスマホ片手に大祓を唱え、ついでに直近に動画で見ていた龍神祝詞の動画の音声をなぞりながら唱えたという思い出がある。
 
 
そのときは本当に感動した。
 
その場がチカチカと明るくなるような感覚に襲われ、本当にクラクラしてしまうほどご神気のようなものが漲っていたのを感じた。
 
さすがに、これは嘘まことの話で語るには収まらんぞという。。。
 
やって正解だったな、、、と。。。とにかくすごかった。
 



今回は、お使い。それも水を汲みに。
 
そしてその水を、金華山に持っていく。。。
 
そんな風に解釈をしておりました。
 
一応水を汲むために橋の方から降りた川岸にて、簡易的ではあるけど祓詞のほうの祝詞をあげた。
 
すると一緒に行っていたパートナーも「なんかクラクラする、、、これって山登ってきたから、、、だけじゃないよね?」と言うもんで、
私は慣れたのかクラクラとはしなかったが、
以前そうなったことを思い出してやっぱそうよね!?となってみたりする。
 
パートナーはこういう事自体は好きではあって、理解もしてくれているが、
私ほど神仏やらに傾倒している人間ではなく、
 
あくまで私との組み合わせだとある程度の「常識人ポジション」の人間なので、
ぶっちゃけ私が感じてることが、常識人にとっても「本当」に起こってることなのか?!と自分に対しても疑わしい私は、
パートナーの言動で、ある種の正解を得ている。
 
エネルギー、やっぱあるよね〜。フムフム(私)
 
 
川岸で川を静かに見つめて、滝の音に静寂を一度預けるかのようにゾーンに入る私とパートナー。
 
ふとパートナーが、川岸の岩で水の溜まり場になっているところをふらっと行って見つめていた。
 
「なにかピンとくる石があったら持っていけたらなって」
 
ほう……!そういう考えがあるか……!
 
これまで来ても石を持って帰るなんて発想が出なかった私。彼奴も私も普段から天然石が好きでブレスレットを作りに見せに行ったりしていて、石とは仲良し。
 
ただその考えを受けて、私は一瞬だけ、石を家へ持って帰るのは怖いこと、なんて、昔に母に教わったことが頭をよぎる。小学生の時分。
 
 
しかしパートナーは川岸の水底を見ても良い石はなかった様子。
 
それを受けて、私はなんとなくあたりを見渡すと、
また直感というか意識の視点が川岸から見て「上」と言っている。
 
滝のごく間近のわずかな岩の道のほう。
 
昔の教訓が過ぎっておきながらも、身体が先にずんずん登り始める。。。
 
本当にこういうときの自分の思考があとになってみるとよくわからない。
 
 
 
普段わりとビビリなので、そんな滝の間の高さにあるすぐ横の狭い岩場足場にまで進んだことがなかった。
が、「そっち、そっち」と直感が言うもんで、
行くか。。。と若干の勇気を振り絞りえっさほいさクライミング。
 
カードやおみくじを引くときの意識に似ているのだが、ああこれだなと、私の意識下の「意思」などに反してでも「直感」がなにか言う感覚があり、だいたいそれはどうやら当たっているっぽい。そう自信を持って言えるのにも少し時間がかかったが。
 
 
そして、わたしは狭い岩場の足元をじっと見つめ、あぁこれかもと、持ち帰るのにも手頃と思わしき石を選ぶ。なんか持って意識を合わせるとグググ………と、なにか車酔いならぬ石酔いしそうな感覚になる。
ほんとに持ち帰って大丈夫ですか……?と、自信の無さも少々。。。
 
一番中心と思わしき石と、予備的に周りの2つで計3つを持ち帰り、ひとつだけ角が丸い優しい石は、パートナーへ。観葉植物と一緒に置いておくのを勧めた。
 
 
たぶん一番中心の子。ツヨイ。パートナーも持ち比べて、なんだか一番グンとくる的なことを言ってる。

どちらにせよ、今まで家にこの滝の象徴がなく、持ち帰ってつながりが生まれるのなら、どんなものでも石があっていいかもしれないという考えに落ち着いた。
なにより、今回はパートナーがそんな考えを口から出したことにも意味があると思った。
 
ありがたく賜り、龍神コーナーの仲間入りを果たした。
置いたとき、家がぐわんぐわんとしたような気がした。
 
 
後々になってからふと降りてきた言葉があったので、書いておくとする。
あくまで、私の今回の旅のキャッチコピーみたいなものです。
 
 
「水の流れに龍を見よ。水すなわちそれ龍そのものなり。水の流るるは龍の脈動なり。」
 
 
こうして、今年の龍ちゃん挨拶と、金華山への前準備のような段階は済んだのだった。。。
 
 
次回こそ金華山の話へ!
 


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