HORSE SENSE を 往く ≫≫

 この道は いつかきたみち

  このみちを また駈ける

   このみちは 心は遠い ・ ・ ・ ・ に

丹波の朝霧

2009年11月29日 | その他

<福岡の朝霧>
11月25日 北部九州は夜明けから朝霧で真つ白世界 視距数十メートルくらいか
これだけの霧は「丹波の朝霧」で有名な京都福知山での単身生活以来20年振りである
「霧が降る」というが丹波の霧はほんとうに上空から降つてくる
朝晴れても「霧が出たら傘を忘れるな」と言われた

それを知らずに 日の出と濃霧で燦々とした早朝「今日は久しぶりに上天気だぞ!」と
布団をベランダに干し勇んで出かけると 午前の霧が上がるとともに
午後から見る見るうちに黒雲が広がり雨となりビショビショになつたこともある
九州の街中の霧とは全きちがう 一つ一つの粒子が大きく深く 文字どおり「霧が降る」のである

<福知山城址法川に架かる昇龍橋 平成20年3月>
 

森聖二(もりしようじ)さん?

2009年10月20日 | その他

10月19日 新聞訃報欄に小さく「森聖二(もりしようじ)さん」とあつた
どこかで聞いたことが――
前歯に少しスキ間があつて 途中で声がひつくり返るように歌つていた
「ナァナァイロノ・・・」で始まるあの歌のリードヴォーカルだつた

関門橋も本四架橋も未だなく あのころ「東洋一の吊橋」と呼ばれた
若戸大橋の主塔や補剛桁を回りながらよく口ずさんだ
トラスの間から望む40メートル下の洞海は青鈍色だつたが
いまはどうか――
合掌

朝日連載小説「麗しき果実」が完了

2009年09月14日 | その他

連載小説「麗しき果実」が9日完了した
いま満足と寂しさが半ばする
中一弥画伯の挿絵を毎日楽しみにしていた

2月16日から9月9日まで(5日間の休刊日を除く)延べ201回の連載であつた
繊細で柔らかな描写が 戦前から昭和20年代にかけての時代小説のような
雰囲気を懐かしく感じさせた
全201枚のうち人物光景129枚 人物アップ18枚 蒔絵19枚 風景物その他35枚であつた

特に 主人公「理野」を始めとする女性の日本髪 生え際のしなやかさ美しさには
ぞくゞするような色気を感じた これを記憶だけに留めておくのはもつたいない
と思い すべて電子ファイル化 カラー加工保存している
1280×960Pixcelsサイズにしているので これらを画集やアルバム風に
編集 作成は自由自在である
これから時間に関係なくいつでもゆつくり読み返し
鑑賞できることを楽しみにしている

難波昭二郎逝く

2009年08月16日 | その他
「西の難波 東の長嶋」
8月14日難波昭二郎さんが亡くなつた
パの球団かセの下位球団に入つていればまたちがつた道があつたろう
チーム構想構成編成にかかわらずなんでも欲しがる球団の
犠牲者の一人といつてよいのでは・・・合掌