興奮のリオ五輪が終わりこれからパラ五輪が始まる
いちばん楽しみにしていた馬術の放送はBS101でただ1回46分間
障害飛越団体決勝戦のみであつた
予選で日本選手がどう騎乗し どう負けたのか
馬先進国の外国選手と馬匹のどこがどう違うのか見ることができなかつた
法華津さんが参加していれば最高齢と多少はテレビも騒ぎたて
いま少し長い時間見られたかもしれない が 連日体操 水泳 柔道
レスリング等々 他の競技は無きが如きの態
優勝したフランスの Kevin Staut 選手と Reveur De Hurtebise 号
同選手の障害飛越
優勝して歓呼に応える同選手
概して日本は馬に冷たく 騎兵も騎馬警官隊もなく 馬といえば競馬だけで
それも馬自体のことは伝へずオッズと配当金のみ 馬文化はない
先の日中戦争 太平洋戦争では戦死者に匹敵すると謂われる2~3百万の馬匹を徴用し戦つた
馬がいなければ戦うすべはなく そもそも戦争は成立しなかつたのである
何処からどう いくら調達し 行く末はどうなつたのか 殺処分 食用
あるいは斃死 全き不明で誰も何も語つていない
これでは御国のために戦つた馬も浮かばれまい
つぎは「東京だ!」といくら興奮してもこの体たらくでは
世界へのおもてなしも 文化も知れたものとならう
カナダのTiffany Foster選手とTripple XⅢ号の障害飛越
<画像はいずれも NHK BS101より転載>