<昭和43年5月 開通直前の真つさらな東名高速現場>
川崎向ケ丘OVから多摩川橋 外環橋 世田谷方向を望む ―
2月 カメラのさくらやが閉店だそうで いまセール中のようだ
昭和38年 新宿東口「二幸」の斜向いにこじんまりとオープンした
明るい照明と店舗前に各社フィルムを山積みし値札をあちこちぶら下げていたのが懐かしい
文字どおり「カメラ」専門の安売り店で 今どき言う「家電量販店」ではなかつた
この数年後西口に「ヨドバシカメラ」も誕生したが こちらも同様である
価格交渉もでき いままでなかつた形態の店で新鮮さもあつて小田急百合ケ丘から「さくらや」には
よく通つた
一眼レフが全盛を迎える前だつたが 東名の現場写真を撮る必要もあつてPETRI一眼レフと
大判ブローニー(9×6)レンズカメラのMAMIYAプレスを買つた
現場事務所の一室に暗室を設けモノクロームの現像焼付けを自前でやつていた
この現像液定着液印画紙をはじめ関係部品パーツの購入に重宝した
上の写真はそのマミヤプレスで撮つた内の一枚で Web制限上これ以上大きくできないのが残念だが
その解像度画質は今のデジカメ一眼と比べても遜色なく劣化もほとんどない
会社や店も上り坂が10年 上りつめて10年 くだり坂が10年 しめて30年と考えれば
オープン以来47年の寿命なら よくやつたといえる
感謝したい