うきぶろ

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新聞記者

2019-09-25 23:51:11 | 日記
ようやく『新聞記者』という映画を観てきた。この映画は、7月に私が拝読しているブログで知り、観たいとは思いつつ、気がついたら近所の劇場での上演は終了していたのだった。

あれからときは経ち、夏休みも終わりにさしかかるなか、最後の思い出にということで上演中の最寄りの劇場を探し、日帰りで高松からシネマ尾道を訪れた。
フットワーク軽いでしょって言いたいけど、実は尾道は地元で頻繁に行き来しているので、そんなに距離が遠く感じず、ふらっと電車に乗って行ける。 まあ寝てりゃ着くんでね。

シネマ尾道はレトロな映画館でよきかな。趣きがあって居心地のいい、どこか懐かしい雰囲気。
ショッピングモールの映画館しか行ったことない人間だから、懐かしい雰囲気というのはテンプレなんだけど、是非行ってみて欲しい映画館だった。


ここからは映画の感想。

純粋に真相を追い求める女性新聞記者。アメリカ育ちだし、ハーフだし、シムウンギョンだし。きらきら、かっこいい。
一方、国家機関のエリートは重圧が一身にのしかかってて暗い。それに職場の照明も暗い。映像のなかでは対照的な存在に見えた。

公務員となると個人的見解に基づいて奔放に行動することはできないだろうし、国対個人となると勝ち目はない。告発しなきゃ。
民間人は国から守られているし、新聞記者はその気になれば自由に動ける、のかな。国民に情報を伝える訳だから、吉岡の父のように揉み消されなければ全国に味方を増やせることもあるのかもしれない。

実際のところ日本はどうなっているんだろう。


サスペンスかっこいい。それにしてもラストシーンが印象的だった。もどかしい。曖昧にするな、お茶を濁すな。なんでもいいからもうちょっとみせて〜〜。 

(私は先日新聞社のインターンシップに参加した。取材で的確に内容を抑えていく姿勢に、妥協しない記事づくり。薄暗いところに突っ込んでいくこともあるのかもしれないけど、やっぱり新聞記者の仕事はどれをとってもかっこいい。)