うきぶろ

ブログにしたい出来事をマイペースに綴っています。みなさんの目にとまる記事を、ぜひご自由にお読みください。

3idiots

2018-03-29 20:34:07 | 日記
インドの映画『きっと、うまくいく』を観た。近頃、なんとなくインド映画を観ている。『バーフバリ』、『マッキー』ときて、本作である。

ちなみに、『バーフバリ』は王位継承争奪戦。『マッキー』は死んでハエになって復讐する話。ハエになるなんて、斬新と思ったが、「人間辞めても 離れない 虫にされども……」と、誰かが歌っていたように、転生して虫になる設定のものはいくつかあるんだろう。





梗概は大体こう。

エリート大学の、ICE工科大学を卒業してすぐに姿を消した主人公のランチョー。

インドは競争社会にあり、点の取り方ばかり教える教育に、ランチョーは疑問を抱いていた。自殺率の高さや、制約が多く、したいことができない者が多かったためである。そうして、異端者であり天才である彼は、丸暗記をする友人にはイタズラをし、定義を教科書通りに覚えさせる先生には皮肉を、学長には教育法を説いて怒らせる。しかし、それだけでなく、彼はナイスガイなので、親友のファルハーンとラージュを後押ししたり、学長の娘であるピアへの助言をしたり、出産の手助けをしたりと、みんなをいい方向に導くのであった。

卒業して10年後、ランチョーのもとを訪れた親友たちは、彼の居場所に向かうが、そこに居たのは、ランチョーと同じ名前の別人。一体、彼は何者だったのか……、今、どこで何をしているのか……(これはみてのお楽しみ)
という話。

とにかく明るくて楽しい映画であった。
もしも三本指に入る好きな映画を今聞かれたら、『タイタニック』、『ラストエンペラー』に並んでこれかもしらん。






ここからはネタバレ。映画を観てない人はまだ観ないほうがいい。






この映画の教訓的なこと。

競争社会では、成功を収めることばかり考えるが、ランチョーは、優秀なら成功はついてくると言っていた。

動物写真家になりたいファルハーンであったが、小さい頃に父からエンジニアになれと言われ続け、夢を告白する勇気がなく、父に従い、ICE工科大学に入った。しかし、成績は振るわない。
家が貧しく、就職を強いられるラージュも、成績は芳しくなかった。

この映画に言わせると、
自分の好きでない分野で、よい成績が取れるか。自分の好きな分野に進んで、集中すればよくなる。臆病で、踏み出せないのならば、心をマヒさせる必要がある。
こんなときには、「Aal Izz well!」と唱えるのだ。


一歩踏み出す力をくれる映画だ。


大切にすべきは自分の意志なのである。
自分も好きなことをはやく見つけて、うまくいくよう努力しないと。近頃は自分の意志というものがわからなくなっている。



お楽しみの歌とダンスはこちらから

https://youtu.be/S-LltgOtFSg