セレクションセール２００６上場者向け説明会が開催（セリ進行方法とレントゲン閲覧室について）

１３日、７月１７日（月）～１８日（火）に開催される＜ＨＢＡセレクションセール２００６＞の上場者向け説明会が、北海道市場（静内）で開催された。
ここで取り上げられたのは次の２点。

１点目は、＜セリ進行方法＞について。

当セールでは、基本的にはリザーブ制（最低販売価格を設定し、その価格まで販売申込者と鑑定人が競り上げる）を導入するが、一般的な方法（先日開催されたセレクトセール）とは異なる。
通常は、設定したリザーブ価格（最低販売価格）以下で購買者が手を挙げたとしても、その価格以下で売却することはできないが、当セールでは可能となっている。
また、リザーブ価格以上で販売申込者が競り落としてしまった場合は、５％の主取手数料が徴収され、再上場も認められない。

このように、全ての判断を販売申込者がその場で即決し、その責任を負うことになる。様々なケースを想定してシュミレーションしておく必要がありそうだ。

２点目は、＜レントゲン閲覧室開設＞について。

この件については、いろいろ書きたいことが多いのだが、ここでは説明会時に出た意見を少しだけ紹介する。

今回のレントゲン閲覧室開設は、市場業務規定を十分に精査しないままの見切り発車（当初は開設する予定ではなかった）で、整合性がとれていない点が指摘された。参加した販売申込者からは、「このような重要な対話の場に、最高責任者（参事と組合長）が顔をみせるべきだ。見切り発車を決断し、それを推し進めるように指示した責任者が、きちんと説明する義務がある。」との声が多く聞かれた。

ちなみに、当セールでは、＜四肢レントゲン写真（１８枚）＞のみが閲覧可能となる予定だ。
＞レントゲン閲覧室開設案内へ（ＰＤＦ）

＜ＨＢＡセレクション２００６＞

　■開催日：７月１７日（月）～１８日（火）

　■展示開始：ＡＭ９時～

　■セリ開始：ＰＭ１時～

　■開催場所：北海道市場

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　■主催：ＨＢＡ日高軽種馬農業協同組合

by馬市ドットコム