※7日に報告した「九州トレーニングセール2007結果概要」の補足です。
写真:JBBA日本軽種馬協会提供
5月7日(月)、JRA宮崎育成牧場にて「九州トレーニングセール2007」が開催された。
写真:会場となったJRA宮崎育成牧場
晴天に恵まれたこの日、午前10時に騎乗供覧がスタート。上場馬24頭が6グループに分かれ、調教が披露された。タイムは、ラストの1ハロン(200m)が計測され、一番時計は「No.7 リャマーダの2005(byマルカダイシス)」がマークした11秒22であった。
※調教タイムの内訳は、11秒台が7頭(全て「(農)拾良農事組合」の育成馬)、12秒台が9頭、13秒台が6頭、14秒台が2頭だった。
写真:騎乗供覧の様子
午後1時より競りが開始。「JRAブリーズアップセール」と同様、名物鑑定人・松橋康彦氏と浅野靖典氏とのコンビが、競り進行を担当した。
写真:競り会場の様子
結果概要は、上場頭数24頭(牡9頭、牝15頭)、売却頭数11頭(牡5頭、牝6頭)、売却率45.83%(牡55.55%、牝40.00%)、売却総額(税込)16,600,500円(牡8,095,500円、牝8,505,000円)、平均額(税込)1,509,136円(牡1,619,100円、牝1,417,500円)だった。
各馬の結果一覧(上場順、種馬順、高額順、1Fタイム順)は下記から・・・
>九州トレーニングセール結果情報ページ
※昨年(2006年度)の結果概要・・・
上場頭数33頭(牡8頭、牝25頭)、売却頭数20頭(牡6頭、牝14頭)、売却率60.6%、売上総額は43,995,000円(税込)だった。平均価格は219万9750円(税込)。
牡の最高額馬は、一番時計を出した「No.7 リャマーダの2005(byマルカダイシス)」で、220万円(税抜)で落札(落札者:竹原孝昭氏)された。
写真:No.7 リャマーダの2005(byマルカダイシス)
また、牝の最高額馬は「No.19 スターカプイチ2005(byアグネスゴールド)」で、同じく220万円(税抜)で落札(落札者:柏木務氏)された。
写真:スターカプイチ2005(byアグネスゴールド)
今年は、上場頭数(24頭)が少ないことに加え、購買登録者数も大幅に減少(16名、※昨年33名)したことが、結果に大きく響いてしまった。上場者の中には、「上場馬のラインアップを見て、最終的に上場を見あわせざるおえなかった。50頭以上の上場がないと、お客さんも来にくいのでは・・・」という声があり、上場頭数の確保は急務と言えそうだ。
また購買関係者からは、「血統の良い馬もいたのだが、馬の出来や仕上がり面で、他のトレーニングセールと比較して見劣ってしまう印象だった。九州の気候を活かせば、仕上がり面でのアピールがもっとできそう」という声が上がっており、仕上がり面でも課題があるとの評価だった。
今後、ピンフッカーの台頭を促したり、ブリーズアップセールからの移行馬を受け入れたり(現実問題として難しいかもしれないが)、1歳市場も一緒に行う(今年の1歳市場は6月11日開催)など、全体的な上場頭数を増やしつつ、九州の気候を活かして、「馬の出来・仕上がり」で他のトレーニングセールに負けないような馬が上場されてくることに期待したい。
by 馬市ドットコム
写真:JBBA日本軽種馬協会提供
5月7日(月)、JRA宮崎育成牧場にて「九州トレーニングセール2007」が開催された。
写真:会場となったJRA宮崎育成牧場
晴天に恵まれたこの日、午前10時に騎乗供覧がスタート。上場馬24頭が6グループに分かれ、調教が披露された。タイムは、ラストの1ハロン(200m)が計測され、一番時計は「No.7 リャマーダの2005(byマルカダイシス)」がマークした11秒22であった。
※調教タイムの内訳は、11秒台が7頭(全て「(農)拾良農事組合」の育成馬)、12秒台が9頭、13秒台が6頭、14秒台が2頭だった。
写真:騎乗供覧の様子
午後1時より競りが開始。「JRAブリーズアップセール」と同様、名物鑑定人・松橋康彦氏と浅野靖典氏とのコンビが、競り進行を担当した。
写真:競り会場の様子
結果概要は、上場頭数24頭(牡9頭、牝15頭)、売却頭数11頭(牡5頭、牝6頭)、売却率45.83%(牡55.55%、牝40.00%)、売却総額(税込)16,600,500円(牡8,095,500円、牝8,505,000円)、平均額(税込)1,509,136円(牡1,619,100円、牝1,417,500円)だった。
各馬の結果一覧(上場順、種馬順、高額順、1Fタイム順)は下記から・・・
>九州トレーニングセール結果情報ページ
※昨年(2006年度)の結果概要・・・
上場頭数33頭(牡8頭、牝25頭)、売却頭数20頭(牡6頭、牝14頭)、売却率60.6%、売上総額は43,995,000円(税込)だった。平均価格は219万9750円(税込)。
牡の最高額馬は、一番時計を出した「No.7 リャマーダの2005(byマルカダイシス)」で、220万円(税抜)で落札(落札者:竹原孝昭氏)された。
写真:No.7 リャマーダの2005(byマルカダイシス)
また、牝の最高額馬は「No.19 スターカプイチ2005(byアグネスゴールド)」で、同じく220万円(税抜)で落札(落札者:柏木務氏)された。
写真:スターカプイチ2005(byアグネスゴールド)
今年は、上場頭数(24頭)が少ないことに加え、購買登録者数も大幅に減少(16名、※昨年33名)したことが、結果に大きく響いてしまった。上場者の中には、「上場馬のラインアップを見て、最終的に上場を見あわせざるおえなかった。50頭以上の上場がないと、お客さんも来にくいのでは・・・」という声があり、上場頭数の確保は急務と言えそうだ。
また購買関係者からは、「血統の良い馬もいたのだが、馬の出来や仕上がり面で、他のトレーニングセールと比較して見劣ってしまう印象だった。九州の気候を活かせば、仕上がり面でのアピールがもっとできそう」という声が上がっており、仕上がり面でも課題があるとの評価だった。
今後、ピンフッカーの台頭を促したり、ブリーズアップセールからの移行馬を受け入れたり(現実問題として難しいかもしれないが)、1歳市場も一緒に行う(今年の1歳市場は6月11日開催)など、全体的な上場頭数を増やしつつ、九州の気候を活かして、「馬の出来・仕上がり」で他のトレーニングセールに負けないような馬が上場されてくることに期待したい。
by 馬市ドットコム