【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】&【種牡馬】の最新情報 by馬市.com

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【セレクトセール2024(Select Sale)】の「購買者登録受付」がスタート

2024年05月27日 | サラブレッドセール(セリ市場)情報
(一社)日本競走馬協会は2024年5月27日(月)、同協会が主催する【セレクトセール2024(Select Sale、1歳&当歳、Yearlings&Foals)】(7月8日(月、一歳)~9日(火、当歳)開催)の「購買者登録受付」を開始しました。
⇒[ 購買者登録申込書類 | 購買登録お申込みのご案内 | 開催方法に関するお知らせ ]
⇒[ 上場馬情報ページへ(1歳:243頭、当歳:244頭) ]

【(一社)日本競走馬協会・セレクトセール2024・開催概要】

 ■開催予定日:

   一歳・・・2024年7月8日(月) Am10時~

   当歳・・・2024年7月9日(火) Am9時30分~(Am8時から比較展示)

 ■事前下見:

   7月6日(土)・7日(日) Am9時~Pm5時

 ■レポジトリー開館時間:

   7月6日(土)・7日(日) Am9時~Pm5時
   7月8日(月) Am8時~競り終了

 ■セレクトセール情報ページ

 ■開催場所:ノーザンホースパーク(北海道苫小牧市美沢114-7)

 ■主催:(一社)日本競走馬協会・セレクトセール(TEL:03-3505-3445)

<セレクトセールについて>
日本競走馬協会が主催する当歳馬及び1歳馬の選抜市場です。
1998年創立と他の市場に比べると歴史は浅いものの、社台グループの生産馬を中心に、良血、好馬体の馬たちが惜しげもなく上場され、当歳市場からはディープインパクトやキングカメハメハ、ディープブリランテ、ロジャーバローズという4頭の日本ダービー馬に加え、2023年度にはウシュバテソーロがドバイワールドカップを制する快挙を成し遂げました。また、1歳市場からはジャスタウェイやサトノクラウン、アドマイヤマーズ、グローリーヴェイズ、アドマイヤラクティ、ナカヤマフェスタ、トーセンスターダム、Yoshidaと世界の舞台でも活躍した馬たちを輩出、そして2020年度にはデアリングタクトが牝馬三冠を無敗で制覇、2021年度にはラヴズオンリーユーが海外G1を3勝(クイーンエリザベスⅡ世カップ、ブリーダーズカップ フィリー&メアターフ、香港カップ)し米国・エクリプス賞最優秀芝牝馬に選出、2022年度はタイトルホルダーが天皇賞(春)と宝塚記念を制するなど、世界のホースマンから注目されるビッグマーケットに成長しています。
第1回セレクトセールの前には、米国ブラッドホース誌、英国ペースメーカー誌に広告を掲載したほか、英語のせり名簿を作成するなど、早くから世界を意識していたことも話題となりました。また、現在では当たり前となった劇場ステージ型のせり台や、販売希望価格よりも低く設定されたスタート価格、あるいは会場内外を彩る花や食事などの購買者サービスや、競馬とは直接的には関係がないような高級車、ファッションブランドなどの出店が会場内を彩っています。これらは、セレクトセールがきっかけとなって他の市場に導入されるようになっています。
開設当初は、当時の日本のマーケットが求める当歳市場をリードするような形で歴史が重ねられ、第2回セレクトセールからは1歳市場を休止。2005年までは当歳馬のみ300頭規模(2日間)で市場を拡大していきました。その後、購買者側の趣向に変化が生じて2006年からは1歳市場を復活。この年、初めて総売上げが100億円を突破。2009年までは当歳2日、1歳1日という計3日間スケジュールで行われていましたが、2010年からはそれぞれ1日のみの合計2日間開催に落ち着いています。
2023年度1歳市場では、売却総額は過去最高だった2022年を大きく上回る133億6,500万円(税別)、売却率も過去最高だった2022年の記録を塗り替える97.3%、平均価格も過去最高だった2022年の記録を上回る6,187万5,000円(税別)、中間価格も過去最高だった2022年の記録を上回る4,500万円(税別)、当歳市場も、売却総額は過去最高だった2022年を大きく上回る147億8,000万円(税別)、売却率は2022年に次ぐ94.8%、平均価格は2022年の新記録を大幅更新する6,748万8,584円(税別)、中間価格も歴代最高の4,100万円(税別)というレコードずくめの結果となりました。

<2023年度の結果>
【セレクトセール2023-1歳-結果概要】 - 2023/7/10開催
■上場頭数:222頭(牡130頭、牝92頭)
■落札頭数:216頭(牡126頭、牝90頭)
■売却率:97.3%(牡96.9%、牝97.8%)
■売却総額(税別):13,365,000,000円(牡9,281,000,000円、牝4,084,000,000円)
■平均価格(税別):61,875,000円(牡73,658,730円、牝45,377,778円)
■中間価格(税別):45,000,000円(牡52,000,000円、牝37,500,000円)
■最高価格(税別):310,000,000円(No.4-インクルードベティの2022、byキタサンブラック)


写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
■最高価格(税別):310,000,000円(No.20-パレスルーマーの2022、byシルバーステート)


写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
動画:セール全映像
各馬の結果一覧等はこちら
開催結果レポート

【セレクトセール2023-当歳-結果概要】 - 2023/7/11開催
■上場頭数:231頭(牡137頭、牝94頭)
■落札頭数:219頭(牡129頭、牝90頭)
■売却率:94.8%(牡94.2%、牝95.7%)
■売却総額(税別):14,780,000,000円(牡10,105,000,000円、牝4,675,000,000円)
■平均価格(税別):67,488,584円(牡78,333,333円、牝51,944,444円)
■中間価格(税別):41,000,000円(牡50,000,000円、牝32,500,000円)
■最高価格(税別):520,000,000円(No.360-コンヴィクションⅡの2023、byコントレイル)
牡・黒鹿毛・2023/2/10生
父コントレイル 母コンヴィクションⅡ(母父City Banker)
落札者:(株)ノースヒルズ
販売者:ノーザンファーム


写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
動画:セール全映像
開催結果レポート

 <参考>
  ・セレクトセール開催情報ページ
  ・JRHA日本競走馬協会

by 馬市ドットコム

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【八戸市場2024(Hachinohe Sale)】の「上場馬名簿」が公開(1歳馬28頭)

2024年05月27日 | サラブレッドセール(セリ市場)情報
青森県軽種馬生産農業協同組合はこのほど、同組合が主催する【八戸市場2024(Hachinohe Sale、1歳、Yearlings)】(開催日:7月2日(火)、開催場所:八戸家畜市場)の「上場馬名簿(ブラックタイプ)」を公開しました。
28 Yearlings catalogued for 2024 Hachinohe Sale

上場予定馬には、ショウリダバンザイ(道営記念やロジータ記念など)の牝駒で半兄にマカベウス(平和賞)がいる「No.25-ショウリダバンザイ2023(父タワーオブロンドン)」、半兄にゴールドテーラー(テレ玉杯などJRA4勝)がいる「No.13-ホットレッグス2023(父ミスチヴィアスアレックス)」など、計28頭(牡15頭、牝13頭)がラインアップされています。
⇒[ 上場馬一覧 | 上場馬名簿(ブラックタイプ) ]


<八戸市場に関するお問合せ先>
 青森県軽種馬生産農業協同組合 東北軽種馬協会
 〒039-0814
 青森県三戸郡南部町埖渡字鮫ノ口8-13
 TEL:0178-51-8765/FAX:0178-84-2829

【八戸市場2024の開催概要】

 ■開催日:2024年7月2日(火)

 ■時間:展示-Am10時30分 セール開始-展示終了後

 ■年齢:1歳

 ■八戸市場情報ページへ

 ■開催場所:八戸家畜市場(南部町埖渡字鮫ノ口8-13)

 ■主催:青森県軽種馬生産農業協同組合(Tel:0178-27-0458)

 <八戸市場に関するお問合せ先>
  青森県軽種馬生産農業協同組合 東北軽種馬協会
  〒039-0814
  青森県三戸郡南部町埖渡字鮫ノ口8-13
  TEL:0178-51-8765/FAX:0178-84-2829

同セールは、北海道外で行われる1歳市場です。
2001年のJRA最優秀2歳牝馬タムロチェリーや、重賞3勝馬イナズマタカオー、同2勝マイネレーツェルなどの出身市場としても知られています。
その歴史は古く1956年(昭和31年)に日本軽種馬協会東北支部主催として開催された八戸及び七戸市場がその前身です。この年は2市場あわせて31頭が上場され、うち18頭が売却されるなど上々のスタートをきり、以来、宮城県鳴子町の川渡市場などとともに約60年間にわたって東北地方の軽種馬流通の一翼を担ってきました。
1987年の春季1歳サラブレッド市場では、初めて総売上げが1億円を突破。バブル景気に沸いた1990年には1,000万円以上の高額取引馬4頭含み総額2億円以上を売り上げるなど順調に数字を伸ばしましたが、その直後に到来した外国産馬ブームや、トレーニングセールなどの市場の多様化、あるいは八戸市の市街化等による開催市場の移転(市内中心部から現在の三戸郡へ)などが重なって失速しました。
しかし、危機感を持った市場関係者の努力と、独自の顧客サービスなどがあいまって、1999年から再び右肩あがりに上昇。タムロチェリーの出身市場として注目を浴びた2001年からは北海道産馬の誘致なども功を奏して再び総売上げが1億5,000万円を超え、2003年の144頭を最高に4年連続で上場頭数が100頭を超えるなど活況を呈しました。
かつては年に2回開催されていましたが、組合員数の減少などにより2007年からは年1回の1歳市場に集約。近年は開催時期が定まらずに苦戦を強いられましたが、2015年からは7月上旬の開催となって回復。同年から4年連続で売却率レコードを塗り替え、2018年度は77.8%を記録しました。コロナ禍での開催となった2021年度は、売却率は過去最高となる78%を、売却総額(税別)は2006年以来の1億円超えとなる1億1,130万円を記録、この年の取引馬からはリサリサ(JRA3勝、由比ヶ浜特別)やルミノメテオール(JRA2勝、つわぶき賞)などの活躍馬が出ています。
同セールの年次推移など詳細情報ページへ

<参考-2023年度の成績>
【八戸市場2023】 - 2023/7/4開催
■上場頭数:42頭(牡19頭、牝23頭)
■落札頭数:25頭(牡10頭、牝15頭)
■売却率:59.5%(牡52.6%、牝65.2%)
■売却総額(税別):83,000,000円(牡37,000,000円、牝46,000,000円)
■平均価格(税別):3,320,000円(牡3,700,000円、牝3,066,667円)
■中間価格(税別):2,500,000円
■最高価格(税別):12,500,000円(No.40-ショウリダバンザイ2022)
牝 栗毛 2022/4/22生
父タワーオブロンドン 母ショウリダバンザイ(母父プリサイスエンド)
落札者:神奈川県馬主協会 KAJIMOTOホールディングス(株)
販売者・生産牧場:(株)タイヘイ牧場


写真:落札シーン&落札後の横姿(2023/7/4撮影)
動画:セール映像(2023/7/4撮影)
同セールの年次推移など詳細情報ページへ

 <参考>
  ・八戸市場の総合情報ページ

by 馬市ドットコム

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