楽善な日々

新社会人となった楽と、大学生善、おとん、そしておかんの日々を綴ります。新しい街に引っ越して、新しいスタートを切りました。

「軽い」散歩?

2023年09月24日 | 2023年日記
雨雲が通り過ぎて行ったら、
風が秋のものに変わっていた。
窓を開けて、新しい季節の風を部屋に入れる。
涼しい。

風に吹かれながら、気持ちよく読書をしていたら、
おとんが、また、
「軽く散歩しようよ」と誘ってきた。
この間は「軽く」の言葉に騙されて、
駅前に出かけていくような恰好で行ってしまい、失敗したので、
今日はちゃんとウォーキングを意識した恰好で。
抜かりなく。

二駅ほど歩いて園芸店へ行くのを目的にして
いざ出発。
秋のウォーキング。
すがすがしい風が気持ちよい。
釣りを楽しむ人たちを眺めながら、
海辺を歩く。
途中でランチ休憩。
納豆ラー油うどんというのを食べてみた。
ラー油のつけ汁に、納豆を絡めたうどんをつけて食べる。
とっても美味しい。家でも作ってみたい。
そして、目的の園芸店へ。
クランベリー、ローズマリー、かわいい多肉植物を購入。
また庭の仲間が増えた。

行きはよいよい、帰りはというと、
へとへと、へとへと。
あまりに疲れてしまい、
コンビニに寄って、甘いジュースで栄養補給。
糖分で元気を出して、また歩く歩く。
脚を引きずるようにして家に到着。
1万歩以上あるいた「軽い」散歩でした。
「軽い」の言葉には要注意。

9月24日      おかん




小説を書く楽しさ

2023年09月22日 | 2023年日記
今日も今日とて雨模様。
曇り空の下、
朝顔が元気に咲いていた。
この雨が通り過ぎていくころに
秋の気配が濃くなっていくのだろうか。

前に住んでいた家の前には
金木犀の木が植わっていて、
金木犀の花の香りで秋を知った。
この辺りには植わっていないのだろうか。
今度、探しに行ってみようか。

最近、凝っていることがある。
それは小説を書くこと。
専門的に勉強をしたこともないし、
どこから手をつけてよいのやら分からなかったけれど、
森沢明夫著「プロだけが知っている小説の書き方」を参考に
少しずつ書き進めている。

主人公は
私や友達の色んな部分を混ぜ合わせてつくった
失敗ばかりする女の子。
主人公の家族は
私の家族と似ているけれどちょっと違う面々。
主人公が小学生のころから50代になるまでを
書いてみたいなあと思っている。
今は大学生時代を書いている。

自分が作り上げた人物が
なにやら物語の中で息づいていくようで
何かを創り上げていく感覚がとても楽しい。
どこに発表するわけでもないけれど
なんとなく書き上げてみたい。

書き上げた日には
どんな気持ちになるだろう。
恥ずかしい想いになるだろうなあ。
でも、達成感もあるだろうか。

「今日、俺が釣ったアジの骨抜いておいてよ」
「え~。執筆活動で忙しいからなあ、どうしようかなあ」
「相変わらず小説家気取りですな」
「小説家ですからね」

そろそろアジの骨を抜かないと
おとんに怒られてしまう。
主婦(現実)に戻らないといけない時間です。

9月22日    おかん

秋雨と読書

2023年09月21日 | 2023年日記
今朝、バイトに出かけていく善を見送りに庭に出てみると
秋雨の中、朝顔が咲いていた。
季節が通り過ぎようとしているなか、
まだまだがんばって咲く花が可愛らしい。
一方、夏の間は花をお休みしていたパンダスミレに
また花が咲いてきた。
パンダスミレの花は秋にも咲く。
昨日までの暑さで夏が戻ってきたのかと思っていたけれど、
やっぱり、秋はやってきていた。

今日はこれからみんなが帰ってくるまで
読書をしようと思っている。
部屋がちょうどよく暗くて集中できそうだから。
雨が吹き込まないように窓を閉めているので
しんと部屋の中は静かだ。
読書日和。

今読んでいるのは、
Fredrick Backman著
”A Man Called Ove" という本。
堅物のOveは、ひとり孤独に暮らしているのだけれど、
近所の騒動に巻き込まれていくうちに、
猫とも同居しはじめて、
孤独な生活がどんどん変化していく。
まだ途中までしか読んでいないから、これからの展開がとても楽しみ。
この本は「幸せなひとりぼっち」という題で、日本語版もあるみたい。

その他にも
おとんが「これ読んでみ」と渡してきた本が2冊ある。
山本甲士著「ひなたストア」と
森沢明夫著「本が紡いだ五つの奇跡」
これらも読んでみたい。

風の強い曇り空を眺めつつ
今日は読書の夕べ。
みんな何時に帰ってくるかな。

9月21日    おかん





家族の太陽

2023年09月19日 | 2023年日記
今年社会人となって、
東京で一人暮らしをしている楽が
久しぶりに帰ってきた。
家族が勢ぞろい。
ひとり増えるだけなのに、
家族全体がぱっと明るくなるようで、
おしゃべりもいつもの2倍は多くなる。
家族の中では、ひとりの存在はとっても大きい。

善もお姉ちゃん相手に近況報告会。
ダーツ大会に参加して優勝したこと、
運転免許を取りに行っていること、
バイトを始めたこと。
自慢したいことが山ほどあるようだ。
相変わらず、仲良しな姉弟だ。

善はバイトで参加できなかったけれど、
おとん、楽、私の3人で鎌倉散策に行ってきた。
街をぶらぶら歩いて、色んなお店を物色しつつ、
会えなかった間の出来事をひっきりなしに話す。

小町通りの喫茶店に入ってみた。
そこは30年前、私が行きつけだったお店だ。
結婚前は鎌倉で働いていて、仕事上がりにみんなで寄ったお店。
私のお気に入りはラムレーズンクレープだった。
あれ以来、行く機会がなかったから、本当に30年ぶりの来店。
記憶とちょっと違ったけれど、
天井とか机とか窓際の席とかを見ていると
若かったころの想いが蘇ってくるようで
なんとも感慨深かった。
ラムレーズンクレープはメニューからなくなってしまっていた。

そこでも、楽を囲んで、話が尽きない。
楽の仕事奮闘記も聞いていて楽しい。
髪と髭が長い一風変わった職場の同僚、
山の趣味が一緒だから楽によく話しかけてくる上司、
難しい人間関係。
行きつけの中華屋さんの話。
日々、がんばっているんだね、えらいえらい。

2泊して、東京の部屋へと帰っていった楽。
楽がいる休日は、特別楽しい。
楽本人に言うとばかにされちゃうから言わなかったけれど、
楽は家族の太陽だ。

9月19日   おかん



息子の新しい挑戦

2023年09月15日 | 2023年日記
なんとなく雨が降りそうだなと思っていた。
日中は晴れていたけれど、
すーんっと遠くから音が響いて聞こえていたから。
そんな風に音が響くとき
雨がよく降る。

大学生の息子、善は、
この夏、新しい挑戦をしている。
運転免許を取りに、教習所に通い始めた。
なぜかマニュアル車を選んだようで、
初の技能講習では、たびたびエンストを起こしたらしい。
「無理だ~!絶対無理だ~!選び間違えた~」と叫んでいた。
今日は2回目の技能講習を受けてきた。
本人が言うには
「急激に進歩をとげてきた」らしい。
帰宅すると、
ハンドルを握るしぐさをしながら居間を歩き回り、
「ギアチェンジ・・クラッチ・・ガギンガギン
 ブーン・・ガギンガギン」とつぶやいている。
バーチャルで復習しているらしい。
小学生が遊んでいるみたいで面白いなあ。
新しい挑戦にわくわくを隠せない善。
そんな善を笑いをこらえつつ見守る私。

夕方、遠くから雷が近づいてきた。
音が空を転がりながら、どんどん近づいてくる。
さっきまで、すぐそこで、雷が大騒ぎしていた。
今は静かに雨が降っている。
ベランダに出てみたら、
まだ蒸し暑い空気が漂っていた。
明日はどうなるだろう。
雨が蒸し暑さを洗い流してくれるといいのだけれど。

9月15日    おかん