楽善な日々

新社会人となった楽と、大学生善、おとん、そしておかんの日々を綴ります。新しい街に引っ越して、新しいスタートを切りました。

なんとなくうれしい

2023年09月14日 | 2023年日記
夕方になると
ほっと一息、晩酌タイムを楽しむ。
家族が集合しているときはわいわいと。
一人のときはのんびりと虫の声を聞きながら。
今日一日お疲れ様、と自分に乾杯。
最近好きなのは、あるコンビニのレモンサワー。
甘くなくて、すっきりしている。

週に2回、コンビニまで散歩して、
1回4本ずつ買っている。
ちょっと一人で買うには多いから、
恥ずかしさもあいまって、
心の中でいつも
「一日で全部飲んじゃうわけではないのです~」
「一週間分なのです~」
と誰にともなく言い訳を繰り返しつつ。

先日もコンビニまで散歩して、
なんとなくその日は、5本買い物かごに入れた。
念のため、念のため。
予備、予備。
レジで、年配の女性店員さんが呼んでいる。
「こちらへどうぞ~」
「よろしくお願いします」
「あら。今日は1本多いのね」
「!!!」
「・・・いやあ。なんとなく念のため(笑)」

見られていた!
恥ずかしい。
でも、店員さんの笑顔が温かい。
ちょっと会話ができて、
店員さんと距離が縮まったようで、
うれしくなってしまった。
覚えていてくれて、ありがとう。

コンビニからの帰り道は、
いつもより少しうきうきと歩いた。
あんな風に思いがけない会話ができるのも
楽しいハプニングだ。
良いことがあったよと、
家族に報告しないと。

9月14日    おかん






庭仕事日和

2023年09月11日 | 2023年日記
空を雲が通っていく。
部屋の中が急に暗くなって、
雲が過ぎ去っていくと、ふわんとまた明るくなる。
そんな光の変化をカーテン越しに楽しんだ昼下がり。
カーテンから庭を覗いて
涼しそうな風に揺れる草木を見ていたら、
「よし。庭仕事しよう!」
と思い立った。

庭仕事日和だから
新しく買った植木を植え替えしてあげよう。

庭に出てみると、
メロンの葉の中に黄色い色が見えた。
花が咲いていた!
種から育って、花までつけたなんて、うれしい。
メロンが出来たらいいなあとウキウキするも、
雄花と雌花を受粉させないといけいから、ちょっと難しそう。
花にシジミチョウが遊びに来ていて、
こういう虫たちが手伝ってくれるかもと期待している。

涼しい風に吹かれながら、
土を触る楽しさ。
昨日まで聞こえていたセミの声は
今日は聞こえてこなかった。

庭仕事をしていたら、珍客がやってきた。
夜ごとの音楽会の楽団員、コオロギだ。
ひょこひょこと歩いて寄ってきた。
毎晩楽しませてもらっていますよ。
綺麗な音色をありがとう。
楽団員さんは、
私の熱い視線に気が付かず、
そのままひょこひょこ通り過ぎていった。

涼しい風の中で
雲の流れる空の下で
庭仕事。
気持ちのよい時間でした。

9月11日    おかん



雨があがったよ

2023年09月10日 | 2023年日記
雨があがってお日様がでてくると
私の風邪もよくなってきた。
元気がでてくるのに合わせて
暑さも戻ってきた。
遅れて顔を出したセミたちが
俺たちのことを忘れていないかい、と鳴いていた。
昼はまだまだ俺たちの出番だよ、と。

元気も出てきたので、
おとんに誘われるままお買い物へ。
夕暮れ時にバイクで海辺を走って、
目指すは園芸店。
庭の植木たちの仲間を買ってこよう。
店内には色とりどりの花と形さまざまな草木。
歩き回るだけで楽しい。
おとんと二手に分かれてはまた合流。
「お~。かわいいねえ」
「きれいねえ」
気づくとおとんが横にいないのに、
独り言を言っている。

面白い多肉植物を購入。
葉の縁にずらりと子供がくっついている。
その名も子宝弁慶草。
子供の葉っぱが土に落ちると、それが成長して繁殖していく。
育てるのが楽しそうな植物だ。
名前もおめでたい。


もう一つ、
ナンヨウサンショウを購入。
別名カレーの木。
葉を指でこすってみると、とてもスパイシーな香りがする。
料理に使ってみるとよさそうだ。
こちらも楽しそうな木。

庭に面白い植物がまた仲間入り。
大事に育てていこう。

帰り道、また黄昏時の海辺を走る。
雲が切れて、ほんのりと赤い色が顔を出した。
家に帰ると、
庭に虫の声が響き渡っていた。
今宵も合唱が始まる。
夜ごと繰り広げられる音楽会だ。

9月10日    おかん








雨が季節をつれてきた

2023年09月08日 | 2023年日記
「新しい季節は、いつだって雨が連れてくる。」 
 恩田陸著「ユージニア」のはじまりの一行。

本当に雨が秋を連れてきた。
今日は風がひんやりとしていて、
いつもより外が静かに感じる。
窓から庭を覗きみると、
雨に濡れ、しんと秋めいている。

数日まえ、
天気が崩れはじめたころに体調を崩しはじめて、
微熱で寝込んでしまったのだけれど、
今日になって少し元気が出てきた。
おとんの作った卵ときゅうりのサンドイッチを平らげて、
「お。食欲でてきたねえ」
と驚かれたくらい。
がらがら声もからから声まで回復。
簡単なヨガで少し体も動かしてみた。

寝てばかりでは体力が落ちてしまいそうなので、
今日は一日起きていよう。
ガラスペンで写し書きをしてみようと思う。
用意をしたのは
「森本哲郎 世界への旅7 ことばへの旅」
世界の名言を読んで、
ガラスペンで書いていこう。


しんと薄暗いこんな日だから、
心静かに集中できるかもしれない。
雨がすぎさって、お日様がでてくるころには、
風邪も全快しているとよいなあ。

9月8日    おかん








発熱、そして久しぶりの庭

2023年09月07日 | 2023年日記
微熱が出てしまった。
ベッドの上でふわふわと過ごす。
ちょっと目が覚めると「ナルニア国物語」を読み、
眠くなると目を閉じて、
また目が覚めるとナルニア国へ戻っていく。
衣装ダンスの奥にある国へ行ったり、
夢の中へ行ったり。

現実の世界へ戻ってくるのは
夕方になって、みんなが帰ってきてから。
ひょこひょこ居間へ降りて行って、
「お!よわよわおかんが来たぞ~」
とからかわれ、しばらくみんなと時を過ごす。

今朝は少し元気があったので、
久しぶりに庭に出てみた。
水やりもおとんに任せきりだったので、
植物たちは元気かなと。

種から育てたメロンは
葉が元気に育っていた。
こんなに丸く可愛い葉っぱだったとは。
どこまで育っていくのだろう。
キャットニップの茂みがずいぶん大きくなっていた。
猫が好む匂いがするらしいけれど、
ちょくちょく猫が遊びに来るのはこの葉を訪ねてくるのかな。
私のお気に入りは、ぷくぷくした葉をもつ
その名もプレクトランサス・コレオイデス。
難しい名前。
肉厚の葉っぱに触るととても良い匂いがするハーブ。
とても可愛い。

家の裏にまわってみると、
ゴーヤが大きく育っていた。
もう一つ生っている。
もう少し大きく育ててから、チャンプルーにして食べよう。

ナスもたいぶ大きくなってきた。
これも大きくなるのを待って収穫かな。

食べ終わったパイナップルの葉をもいで、
善と一緒に土に植えてみたけれど、
どうやら枯れてはいないようで、
中から緑の葉が育っているような気がする。
どうなるでしょう。
久しぶりの庭散策。
カメラを片手に見て回っていると、
緑色の細い紐のような小さなトンボが飛んでいた。
羽根が透明でよく見えなかったので、
緑のまっすぐな紐がすーすーっと空中を移動しているようで
不思議な感じだった。
イトトンボだろうか。
妖精にでも会ったような、うれしい気持ちになった。
久しぶりに外に出られてよかった。

この後は、また休もうと思う。
ナルニア国に行ったり、夢の国に行ったり。
そして、早く現実の国へ戻ってこないと。

9月7日    おかん