自叙伝「孤高の歩み孤高の歩み」あとがきより
人生の中で誰でも自分はなぜ人間存在として存在しているか? その存在理由や意味、意義、或いは何をすべきか? などの疑問が個々人の差こそあれ生じる。私自身がそうであったようにこの根源的問いは程度の差こそあれ、過酷な魂の試練が襲ってきた時に強く生じる。
我々には如何なる状況や環境にあれどもその環境状況を変え得るものが具わっている。時空を超えて個人の魂を普遍的高みへと至らしめる神性、仏性の萌芽が誰にでも宿っている。その萌芽を育成するのは我々人間、個々人の課題である。
我々人類に託された普遍的自我へと至る道筋は各自に応じて違うとはいえ確実に各個人に委ねられている。
今日の時代は相対的世界観が個々人の魂に猛威を振るい浸透し始めている。相対的世界観は同時に生きる方向性・意志を喪失した虚無的世界観と化す。この虚無的世界観に呪縛された魂は動物的低次の刹那的衝動の言動になりやすい。
これは世界の各国家、民族、種族にも当て嵌まる。現状ではこの状況を打破するのは容易ではない。
だが、時期が来れば、この自叙伝の意図を理解把握し受け継ぐ人物が出現するであろう。これは人類進化のために魂から魂へと時空を超えて受け継がれるものだからである。そのような歩みをする人物の一助、参考、里程標となるべく私自身が実生活で体験してきた魂の変容と活動のプロセスを残すことにした。(自叙伝「孤高の歩み孤高の歩み」あとがきより)
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