がん症 例:
ムサシちゃん(去勢、猫、8 才令、BW?kg)臨床症状:乳腺腫瘤形成(大きさ変化なし)。4月25日にTGFβ1が34ng/ml。4/25 よりリンツイー(猫用)60mg28 日間投与。6/13 よりインターキャット5MU 隔日経口投与8回(16 日)その後、24 日迄無治検査目的:1)悪性腫瘍と診断されており、現在の免疫状態。2)免疫状態に基づく薬剤選択等の治療指針。使用薬剤:リンツイー(猫用)、インターキャット5MU Th 生体反応検査結果(2009.7.27.検査):括弧内は正常範囲を示した*Th1 % Th2 % Th3 %表在型生体反応 2.50 (051 ~1.67) 0.10 (0.19~1.53) 2.27 (0.52~2.81)内在型生体反応 5.26 (20.81~36.29) 0.20 (0.29~1.27) 0.30 (0.68~2.18)CD4/8=8.33,5.67表1.悪性腫瘍における転移時のTh 生体反応の推定判断基準値内在型Th1 生体反応(%)±(SD)
悪性腫瘍 20.97±3.74
転移性悪性腫瘍 14.72±0.98※※P<0.05( TGFβ14月25日 34.0ng/ml6月13日 22.9ng/ml7月25日 4.8ng/ml
悪性メラノ-マの一例について!
レトリバ-系MIX犬の口腔内メラノ-マの推移です。
11歳♀(避妊) 体重20kg
1歳時よりアレルギ-性皮膚疾患
5歳時に膀胱炎・角膜変性症(角膜ジストロフィ-)
現在白内障に罹患するなど、
マルファンシンドロ-ムのマ-チとされる症状があった。http://kawashima-vet.com/care.html
H26.2.25
歯石・歯周病で口が臭くて唾液に血が混ざるので歯石を除去してほしいと来院。
神経質で全身麻酔下で口腔内に2cm大の腫瘍(膿瘍包括)を確認した。
口腔内は悪性メラノ-マの発生が多く2cm大であると内服だけでは拡大が阻止しにくいことから、腫瘍専門医で口腔外科のF動物病院に紹介した。
この時3月5日より「リンツイ-エキス」10mg/kg(体重)を投与。
下顎骨へ浸潤など外科は困難との結果、飼い主がそのまま維持を選択したため、
痛み止めとしてカルプロフェン(非ステロイド系抗炎症薬)と霊芝エキスのみ投与となる。
F動物病院よりメラノ-マと診断された。
5月にメラノ-マは急速に増殖して3×3×14cm大となり口を閉じるのが困難となり流動食となったため、
飼い主より治療費用削減のため痛み止めのみとしたい(余命が少なそうなので)との要望で、
カルプロフェンのみとなる。
5月25日が増殖がとまり食欲と元気があり散歩も問題ないのでで狂犬病予防だけしたいと来院。
7月11日10日ほど前にメラノ-マが崩落(4cm大となる)して普通食が食べられすごく元気でまだ長生きしそうなのでなので、
混合ワクチンも摂取して欲しいと来院。
「リンツイ-エキス」を再開した。
9月22日 前日の夜の散歩中に急によろけた(それまですごく元気だった)ので22日朝まで様子をみたが動けないと来院、残念ながら死亡していた。
口腔内メラノ-マは消失していた。
マルファンシンドロ-ムによるTAAD(おそらく後大動脈解離)と診断した。
ムサシちゃん(去勢、猫、8 才令、BW?kg)臨床症状:乳腺腫瘤形成(大きさ変化なし)。4月25日にTGFβ1が34ng/ml。4/25 よりリンツイー(猫用)60mg28 日間投与。6/13 よりインターキャット5MU 隔日経口投与8回(16 日)その後、24 日迄無治検査目的:1)悪性腫瘍と診断されており、現在の免疫状態。2)免疫状態に基づく薬剤選択等の治療指針。使用薬剤:リンツイー(猫用)、インターキャット5MU Th 生体反応検査結果(2009.7.27.検査):括弧内は正常範囲を示した*Th1 % Th2 % Th3 %表在型生体反応 2.50 (051 ~1.67) 0.10 (0.19~1.53) 2.27 (0.52~2.81)内在型生体反応 5.26 (20.81~36.29) 0.20 (0.29~1.27) 0.30 (0.68~2.18)CD4/8=8.33,5.67表1.悪性腫瘍における転移時のTh 生体反応の推定判断基準値内在型Th1 生体反応(%)±(SD)
悪性腫瘍 20.97±3.74
転移性悪性腫瘍 14.72±0.98※※P<0.05( TGFβ14月25日 34.0ng/ml6月13日 22.9ng/ml7月25日 4.8ng/ml
悪性メラノ-マの一例について!
レトリバ-系MIX犬の口腔内メラノ-マの推移です。
11歳♀(避妊) 体重20kg
1歳時よりアレルギ-性皮膚疾患
5歳時に膀胱炎・角膜変性症(角膜ジストロフィ-)
現在白内障に罹患するなど、
マルファンシンドロ-ムのマ-チとされる症状があった。http://kawashima-vet.com/care.html
H26.2.25
歯石・歯周病で口が臭くて唾液に血が混ざるので歯石を除去してほしいと来院。
神経質で全身麻酔下で口腔内に2cm大の腫瘍(膿瘍包括)を確認した。
口腔内は悪性メラノ-マの発生が多く2cm大であると内服だけでは拡大が阻止しにくいことから、腫瘍専門医で口腔外科のF動物病院に紹介した。
この時3月5日より「リンツイ-エキス」10mg/kg(体重)を投与。
下顎骨へ浸潤など外科は困難との結果、飼い主がそのまま維持を選択したため、
痛み止めとしてカルプロフェン(非ステロイド系抗炎症薬)と霊芝エキスのみ投与となる。
F動物病院よりメラノ-マと診断された。
5月にメラノ-マは急速に増殖して3×3×14cm大となり口を閉じるのが困難となり流動食となったため、
飼い主より治療費用削減のため痛み止めのみとしたい(余命が少なそうなので)との要望で、
カルプロフェンのみとなる。
5月25日が増殖がとまり食欲と元気があり散歩も問題ないのでで狂犬病予防だけしたいと来院。
7月11日10日ほど前にメラノ-マが崩落(4cm大となる)して普通食が食べられすごく元気でまだ長生きしそうなのでなので、
混合ワクチンも摂取して欲しいと来院。
「リンツイ-エキス」を再開した。
9月22日 前日の夜の散歩中に急によろけた(それまですごく元気だった)ので22日朝まで様子をみたが動けないと来院、残念ながら死亡していた。
口腔内メラノ-マは消失していた。
マルファンシンドロ-ムによるTAAD(おそらく後大動脈解離)と診断した。