余震がなかなか止みませんね。それも揺れ方が不気味です。ドーンと突きあげるでもなく、グラグラと揺れるでもない。ゆさゆさと長い時間揺すぶられるような、眩暈のする気持ちの悪い揺れ方です。
牛乳とホウレン草に放射性ヨウ素が検出されたとか、いよいよ食品に来たかという感じです。joypapaさんとも話しましたが、これらが売れ残っていたら、買ってくることにしようということです。安いでしょうし、買い占めもされないだろうからです。
古い話ですが、南太平洋でアメリカが水爆実験をやっていた頃(1954年)、ビキニ環礁で、マグロ漁船第五福竜丸が被曝しました。魚を食する日本では大騒ぎになり、放射能の影響を受けやすい成長期の子供たちは、カルシュウムを摂取した方がよいということになりました。我が家でも毎日ご飯を炊く際に耳かき2、3杯のカルシュウム粉末を入れたものです。途端にご飯が不味くなりましたが、1年位我慢して食べました。こうして、効果の程は分りませんが無事に成長することが出来ました。
成長期の子供には牛乳は必須です。乱暴なようですが、他の食品を食べなくても必須栄養素のほとんどを摂れるのです。短期間ならそれで十分可能です。学校時代を含めれば45年間牛乳に関わってきたので自信があります。半減期の短い放射性ヨウ素131や133が検出されたからと云って、直ちに牛乳を排除する方が、カルシュウム不足で、子供たちの成長や健康に影響がでることでしょう。当時云われていたことは、カルシュウムと同じ化学構造の放射性物質が成長期の骨に吸着しないようにするには、食品から摂取するカルシュウムが、不足しないようにすることだということでした。骨癌や白血病を恐れてのことです。
バランスの良い日本食を食べていれば、ヨウ素など十分摂取しているのです。発表される数値に惑わされ、すぐに、あれもこれも食べないなどと考えない方がいいのです。
(写真は3月6日に撮影、機材BORG45ED+0.66X+AF1.7+K7)