中越沖地震の時にもそうだったが、東電の社員の顔が見えない。TVに出てくるのは東京に居る社員で、現地の社員の行動や意見が見えないのだ。自衛隊や東京のレスキュウ部隊が出向いても、東電の社員と共に作業している様子も見えない。
危険な作業を担当させられているのは、「作業員」という下請け会社の社員なのだ。この作業員という呼称が隷属関係を臭わせている。水浸しの場所に入らせるのに、長靴も履かせないのは、社員でないからなのだろう。実際、東電の社員は被曝していない。ここに、普段から物云えない風土が浮かび上がってくる。
一番現場を知っている作業者が改善の声を揚げられていない。故に、非常用電源設備が、全て駄目になってしまったことに、繋がっているように思えてくる。何故なら、2007年7月中越沖地震で、柏崎原発が被災した際に、全国の原発が再点検されたはずだ。にも拘わらず、海辺に設置された設備の見直しが全くされなかったのだ。非常時の作業標準が作成されていないのだろう。作成されていれば現場の声が届いているはずだからである。通り一遍の標準書は、そりゃあるだろう。しかし、何の役にもたっていないから、今現在の状況がある。
東電と隷属関係に無い東京消防庁の署員は、その扱われ方に疑問を感じ、知事が首相にねじ込む処までいった。下請けとはいえ関電工は東証第1部上場の企業なのだ。社員の置かれている現状について、何か発言があって当然と思うのだが、それがない。
旨い物を食わせてやってくれと云っているのではない。保温ジャーに味噌汁と飯を入れて、自衛隊のヘリで毎日運んでやることぐらい出来るのではないかということなのだ。今の、現状は避難所に居る避難民と同じだということなのだ。(本当は、あの新聞記事は間違いで、十分食べていると言ってもらいたいのだが。)
すでに、外は鶯が囀り、揚げ雲雀が青空を羽ばたいている。原発の現場の作業者に見せてやりたい。
危険な作業を担当させられているのは、「作業員」という下請け会社の社員なのだ。この作業員という呼称が隷属関係を臭わせている。水浸しの場所に入らせるのに、長靴も履かせないのは、社員でないからなのだろう。実際、東電の社員は被曝していない。ここに、普段から物云えない風土が浮かび上がってくる。
一番現場を知っている作業者が改善の声を揚げられていない。故に、非常用電源設備が、全て駄目になってしまったことに、繋がっているように思えてくる。何故なら、2007年7月中越沖地震で、柏崎原発が被災した際に、全国の原発が再点検されたはずだ。にも拘わらず、海辺に設置された設備の見直しが全くされなかったのだ。非常時の作業標準が作成されていないのだろう。作成されていれば現場の声が届いているはずだからである。通り一遍の標準書は、そりゃあるだろう。しかし、何の役にもたっていないから、今現在の状況がある。
東電と隷属関係に無い東京消防庁の署員は、その扱われ方に疑問を感じ、知事が首相にねじ込む処までいった。下請けとはいえ関電工は東証第1部上場の企業なのだ。社員の置かれている現状について、何か発言があって当然と思うのだが、それがない。
旨い物を食わせてやってくれと云っているのではない。保温ジャーに味噌汁と飯を入れて、自衛隊のヘリで毎日運んでやることぐらい出来るのではないかということなのだ。今の、現状は避難所に居る避難民と同じだということなのだ。(本当は、あの新聞記事は間違いで、十分食べていると言ってもらいたいのだが。)
すでに、外は鶯が囀り、揚げ雲雀が青空を羽ばたいている。原発の現場の作業者に見せてやりたい。