ソーラーの無気味に迫る 竹の秋 潮時 卓
都会では、気づかないと思いますが、無秩序なソーラーパネルの設置開発が、フクロウの森やサシバの里山の自然を破壊しています。
計画性のない補助金目当ての建設は、近い将来行き詰まり、荒れ果てることでしょう。里山では森や林が薙ぎ倒され、湧水が枯渇し、台地が削られて水脈が切られ、農地は減っていきます。
害虫や害獣が増えれば、殺虫剤、殺菌剤が求められ、無農薬どころではありません。日本では、自然をコントロールする生き方は古来からありませんでした。共存以外に存続していくことはできません。
自然に優しい筈のソーラーエネルギーと云う常識を見直し、考え直す必要があるのです。