先週アメリカの最高裁は、憲法で女性が中絶する権利を保障されている訳ではないという判決を下しました。
なんで今更?と思う人もいるかもしれませんが、これはトランプのせい。
彼が就任中に最高裁判事に保守派の人を3人も任命して、全体でも保守派が過半数を超えたからなんです。
終身制なので、ある意味3人も任命できたことは奇跡的で、今がチャンスとばかりにプロライフ(中絶反対)派が裁判を起こし、本当にそうなってしまいました。
もちろん、この判決で中絶ができなくなる訳ではないけれど、中絶を行う施設や医師が減るのはほぼほぼ確実。反対派の運動が大きくなるだろうからね。
ちなみにアメリカでは産婦人科に行けば手術してもらえるというのではなく、NPOや自治体が女性クリニックみたいなものを作っていて、そこで行われます。
自分が住んでいる州が手術しないと決めていたらできるとこまで行かないといけないし、その時間もお金もない人は危険な施術をしかねません。
昔はそれで亡くなってしまう女性も少なくなくて、1970年にプライバシーの権利としてやっと認められたのに...
日本も保守的な議員や党を選び続けていると、同じような状況になりかねません。
中絶するのに夫の同意が必要とかいうんだから。
夫婦別姓も同性婚も今の政権じゃ実現しそうにない。
今度の参院選では、すでにうんざりするような予報も出ているけど、直前まで諦めずに呼びかけます。
選挙行きましょう。
自分のためにも次の世代のためにも、自分の一票を無駄にしないで。
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