喪う:うしなう、と読みます。父の最後を看取るため集まった三姉妹のお話。映画のほとんどが父のアパートの中で、時々外でタバコを吸うシーンがある位。登場人物も少なくて、リアルというか、シンプルというか、あまり華やかさはありません。父親も最後まででてこないんだけど、最後におぉぉぉ!!となりました。邦題にもインパクトがあるけど、原題のHis Three Daughtersを意識しておくと、よ . . . 本文を読む
最近アジア系の俳優が主人公のアメリカ映画が増えていて、うれしい限り。しかも見たことのある韓国ドラマに出てた人(左の男性)がメインキャストというのを聞いて、気になっておりました。主人公は勉強で一位になれなくて泣くような強気で、向上心のある女の子です。仲のいい男の子がいて、主人公家族は海外に移住するんだけど、大人になっても彼女のことが忘れられず、スカイプで連絡を取り合うように。お互い会いたいけど、アメ . . . 本文を読む
ドラマは韓国ものばかり見ていますが、映画は韓国以外のも見ています。ここ2-3ヶ月で見た映画は…*ブラックベリー*ペインハスラーズ*落下の解剖学*ブルックリンでオペラをどれもおもしろかったけど、落下の…はザリガニの鳴くところにちょっと似てたかな。ここまでは配信ですが、昨日4時間ほど時間をつぶさないといけなくて、久しぶりに一人で映画館で映画を見ました。ラスト・マイルにするか、シビル・ウォーにするか迷っ . . . 本文を読む
アメリカの副大統領候補が書いた自伝小説の映画です。白人労働者階級について、何となくイメージはあったものの、彼がどうしてトランプ支持になったのか、少しでも理解できるかなぁと思って見てみました。移民でもなく、人種的に差別される側でもないのに、貧困から抜け出せない。仕事さえあれば…というものの、主人公の母親の場合はそうではなくて、幼少期の環境も大きく関係してきます。「誰が自分を助けてくれ . . . 本文を読む
『aftersun/ アフターサン』という映画を見ました。SNSで見つけて、親子関係に関するものっぽかったので、参考になるかと思って。でも実際はすごく悲しい話で、メッセージをバンッと出すのではなく、あいまいというか、見終わって考えさせられる内容でした。始まってすぐ、父親が何か生きづらさを抱えていることがわかるんだけど、それはなぜなのかは最後まで明らかにはならないんです。どうか娘さんが父の死に直面し . . . 本文を読む
なんとなく気にはなっていたものの、手がのびず、もうすぐ配信終了になるので思い切って見てみました。どう最悪なのかはなんとなく想像通りだったけど、フラフラっぷりというか、何をしたいのか自分でもわからなくて、一人じゃ不安で、でも自分のことしか考えてなくて…昔の自分じゃないかと思えてきます。もちろん、主人公みたいなことはしないけど、20代後半はほんとに自分のことしか考えてなかった。元カレの病気がきっかけで . . . 本文を読む
公開された時も見に行きたいなぁと思っていた映画。思ったより早くネトフリでも見れるようになってました。マルチバースがどうとかこうとか、ということと、家族を守る母親が主人公ということは事前に分かっていたけど話がちょっと唐突な感じで、途中まで???状態。少し眠ってしまいました。でも後半からはおもしろかった。石コロになって親子で会話するシーンとか。自分がちっぽけな存在だということを痛感させてくれます。あと . . . 本文を読む
せっかくの連休もほとんど予定はなく、午前中は仕事の準備をして、午後からドラマや映画を見るという春休みとほぼ同じ日々を送っております。4月は本を読まなかったのと、暇をもてあましているので、今回は最近見た映画の記録を。まず一つが『FLEE』。
FREEはよく知られていると思うけど、FLEEは避難するという意味で、アフガニスタン難民の話です。実話なんだよね。高校時代の友人がドキュメンタリー作家 . . . 本文を読む
暑い日が続いたせいか、夏バテしたみたいで数日寝込んでしまいました。ほんとは今週末も山に行きたかったけど、まだ完全に回復してなさげなので、大人しく家で映画鑑賞を。まず一つが台湾映画の『1秒先の彼女』。途中までそうでもないなぁと思いきや、主人公と相手の男性との繋がりがわかってから急展開。ちょっと気持ち悪い位相手の男性の思いが強いけど、それを自分で自覚してるとこもかわいくも見えて、終わり方もとても良かっ . . . 本文を読む
仕事の疲れが抜けない…とぼやいている割には映画を見る時間も、そのことをブログで更新する時間もある。要は疲れている割にはあまり働いていません。本題に戻って、先週末二つ映画を見ました。どれもブログやフェミニズム系サイトで話題になっていたもので、どこかで配信されないかなぁと待っていたし、ある程度内容は理解していたもの。でも二つともいい意味でその期待というか推測を壊してくれました。一つは『プロミシング・ヤ . . . 本文を読む