内緒にしておくつもりだったけど ｂｙB・B

一昨日の猛吹雪の為、敷地の中に吹き溜まりがたくさんでき、今日はユンボで除雪をしようと計画していた。

朝、旦那さんが5時半にワンコ達をトイレタイムに出し、ジルが帰ってこないって。

敷地の雪の上に縦横無尽に走る狐やらウサギなどの足跡。

これを追って金網を乗り越えたらしい。

いなくなってから数十分経過。

この頃はトイレに出しても用が済むと帰って来てたし、敷地のどこかにいても大声で呼ぶとちゃんと戻って来てた。

「もう大丈夫かな」と安心していた隙を付かれた。

普段は言うことも聞くし命令にも従うが、動物の気配があると好奇心が勝ってしまう。

さすが猟犬レトリバー。（こんな冗談は今だから言えること）

旦那さんがスノーシューで林の中を1時間ほど探し回ったけど見つからず、tatunokoと猫屋敷のTさんにSOS。


元の飼い主の家を見に行ったけどいない。

3人は足跡らしき物を追って、森の中、雪原をスノーシューで探す。

私は車で探す。

すでに7時間経過。今度は見つからないかもしれないという不安と焦燥感。


2人にはいったんお帰りいただいて、旦那さんは再び捜索開始。

15分後にTさんから、見つけたと電話が入った。

元の飼い主の家にいたそうだ。

森の中を動物を追って歩き回り、ふと気がついたら帰り道が分からない。


目指したのは我が家ではなく元の飼い主の家。



6年いた家と我が家に来てまだ1月半の差。



我が家を本当の自分の家と認識するには、もっと長い時間が掛かるということを痛感させられた。

私達を愛してくれてるのは十分分かるけど、ジルの心の中には元の飼い主の存在が
まだまだ大きく残っているのだろう。


理由も分からずいきなり飼い主が変わったのだから、ジルの中ではまだ整理がついていないのかもしれない。

もう大丈夫だなんて思い上がりだった。


本当は今日のことは内緒にしておきたかったのだけど。





Tさん見つけてくれてありがとう。元の職業柄？流石です。

tatunokoもありがとう。心強かった。

Maさん、Tuさん、探していただきありがとうございました。御心配かけました。

Noさん、御心配かけてすみません。アドウ゛ァイスも今後の参考にします。




何事もなかったような顔して夕ご飯をたいらげ、気持ちよさそうにストーブの前で寝ているジル。

もう心配かけないで、お願いよ。