雀の思い出

野鳥たちは可愛いいものです


セキレイがまるで人間をからかっているのか


私の先をちょんちょんと道案内をするかと思いきや


立ち止まり私を振り返る、そして又素早く歩き出しちょんちょんと先を行き最後には見限ったように飛び去っていった


子供の頃、坂道の側溝で水に浸かり弱っていた子すずめを拾い上げ家に持ち帰り


手ぬぐいで拭いて暫く手ぬぐいで温めて鳥かごにおいていた


しばらくして米粒を器に入れて水を小さな器にいれ様子を見ていた


次の日に子スズメは元気になって鳥かごの中でちゅんちゅんと声をあげ動き回っていたのです


私は嬉しくて嬉しくて・・・・


鳥かごから子スズメを出して空に向かって手を開いた


勢いよく子スズメは飛び立ち大空に舞った


一週間後のある日に縁側からスズメが飛んで入り部屋の電灯の周りを数回飛び回り


又縁側から飛んでいったのです


それを見ていたお袋が「あんた・・スズメがお礼にきたんだよ」とにこやかに言った


私はとても嬉しくなりその情景が今でも時々思い出すのです


家の間取り、傘を被った電灯、ガラスの縁側の引き戸、そして障子等々今でも浮かんでくるのです・・・


忘れられないな～



追伸
Ｕ・Ｐさんご心配しないで下さいね、何回も登録嬉しく拝見してますよ（笑）



それでは今日も無事安泰な一日をお過ごし下さいね。