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クラシックシェービングと男性スキンケアのノート

2 洗顔

2017-10-04 18:48:56 | スキンケア

洗顔

どのスキンケアサイトを巡回してもスキンケアの基本は洗顔と書いてあります。 洗顔は顔の皮膚の表面に付着した老廃物や汚れを取り除くための行為、朝夜2回の洗顔が基本となります。 ただ困ったことにアフェリエイトを採用しているサイトは洗顔方法について商品販売を目的とするのか、洗顔フォームや石鹸などを推奨しているため統一性がありません。参考にはなるがいろいろ試してみる必要があるため投資額も馬鹿にならない。 クラッシックシェービングを始める前に肌の調子に問題があった私はとにかく試行錯誤していくしか無いので色々試みてみました。その体験談を書いておきたいと思います。

 

クラッシックシェービング用スキンケア

スキンケアとは顔表面の肌の調子を正常化する目的や、老化した皮膚の再生、シミなどを消す行為など色々と目的別に行う行為の総称ですが本ブログで言うスキンケアはクラッシックシェービングを行うために必要な肌の正常化を目的としたスキンケアのことを指していると考えてください。

湿度

顔表面の肌を正常化するには肌自身の再生能力を上げる必要があり、効果的な手段が保湿と栄養補給です。
日本の場合、夏場と冬では大きく湿度差があります。その点を考慮してスキンケアを行うことが大切です。毎日チェックできるような場所に湿度計を取り付けてください。大まかな湿度を観察するのが目的なので、100円ショップで売っているようなものでも構いません。湿度によってスキンケアが決まります。

肌質

皮脂肌、乾燥肌、混合肌に区別されます。洗顔後1時間位して皮膚を触ったとき、指に顔の脂が付くようでしたら皮脂肌。自分でも意識できるほど顔がカサカサしている、顔を撫でると顔の皮で指に抵抗があるなどの場合は乾燥肌。またある部分はなんともないまたは指に顔の脂が付く、他の部分はカサカサする場合は混合肌だと思われます。これは主観的な尺度になりますので、もっと正確に知りたい方は皮膚科の医師に診てもらえば教えてもらえます。

皮脂肌の洗顔

皮脂肌
私は混合肌でして、皮脂肌と乾燥肌の両方の対応が必要でした。ですので、皮脂肌部分の説明をします。
スキンケアサイトではいろいろな製品を使うように紹介されていますが、肌の正常化を目的とするだけならば夏は夜だけ石鹸または洗顔フォームを使った洗顔。朝は水だけ洗顔で肌の調子は良くなりました。ひげそり後、化粧水(アフターシェーブローション)は使っていますがそれくらいです。化粧水にしてもさっぱりタイプで十分でした。
冬の低湿度環境ではオールインワンジェルを使用しています。保湿や肌再生に必要な成分が含まれていて高機能だからです。オールインワンジェルを使用ない場合は化粧水+乳液。それでもカサカサするようでしたら化粧水+クリームを使ってください。ビタミンC誘導体やヒアルロン酸などが含まれていると肌再生に助けになります。

乾燥肌
夜1回、石鹸または洗顔フォームで洗顔、朝は水だけ洗顔。
夏でも肌を触ってカサカサするようでしたら保湿が必要です。湿度計を参考に水分調整を行ってください。オールインワンジェルや化粧水+乳液またはクリームで潤いを保ってください。化粧水もとろみがあるタイプの方が保湿効果に優れているようです。ビタミンC誘導体やヒアルロン酸などが含まれていると肌再生に助けになります。男性化粧品はアルコールを含みさっぱりするタイプが多いのですが、アルコールは水分を蒸発させるために乾燥肌の方は避けたほうが無難です。実際、アルコールのさっぱり感はスキンケアとは無関係なので不要といえば不要です。

混合肌
顔の上半分は皮脂肌、下半分は乾燥肌というように、両方の性格を持つ肌質です。
洗顔は夜のみ石鹸または洗顔フォーム。朝は水だけ洗顔です。
この場合は指で顔をなでると、皮脂が指についてテカテカする部分とカサカサ感じる部分があるはずです。その部分によって皮脂肌用のスキンケアと乾燥肌用のスキンケアをそれぞれ行います。

補足:シェービング専用のソープおよびクリームは洗浄作用がほとんどないので洗顔にカウントしません。それ以外の石鹸やフォームを使用している方はそれに応じて保湿法を考える必要があります。

忙しい毎日、なかなか上記のスキンケアを持続するのも難しい場合があります。夜など、仕事で疲れて石鹸やフォームなどを使用して洗顔するのもおっくうな場合があります。それはそれで仕方ないことなので、せめて水だけ洗顔だけでも行っておくとその日一日の最低限の汚れが取れるので皮膚への悪影響を最小化することができます。
一日二回の洗顔は必ず行うようにしましょう。