このサツマイモは苗から育てて収穫したものです。
春先にサツマイモから伸びた苗をプランターに植えて育てました。農水省のページにも、サツマイモを苗から育てようなどと書かれたページがあり、また、子供の頃父が毎年萱を編んで囲った、いまでいったら草製のプランター状のところに土を盛り上げてサツマイモの苗を育てていました。「サツマ床(どこ)」と呼んでいました。
サツマイモになるのかな?と思いましたが、サツマイモは大きいものも育ってまあ豊作に近いできでした。
悲しいことに、夫はその時、もう自分では収穫に行けない体調で、私と子供と孫達で収穫しました。
夫と楽しく励んだ借り物の畑も止めにしたので、これが私たちの最後の収穫のひとつです。
さて、サツマイモは、寒さが嫌いらしいですね。新聞でくるみ冷蔵庫の上に置いておくのが一番いいと聞いていたので、それに近い場所に保存しています。
今年はどの作物もあまりできがよくなく、サツマイモもだらっとしています。いつもの年なら、今頃はまだピンと皮が張り詰めているのですが。見てくれは悪いのですが、見捨てるのも忍びなく、写真左はカットしたサツマイモをアルミ箔で包み、ガスの魚焼きグリルで焼いた焼き芋。
もう一品は、サツマイモの甘い煮物です。砂糖を結構使っているので、箸休めにおやつにいただきます。
見てくれの割には、美味しく出来たので、ほっとして仏前にも供えました。