一昨日は、八王子市夢美術館「アルフォンス・ミュシャ展」を観たのでございます。
https://www.yumebi.com/exb.html
(写真撮影可)
ミュシャは今までもたくさん観ておるが、展覧会あらば行かずにはおられぬのじゃ。
特に、2017年に国立新美術館「ミュシャ展」で観た「スラヴ叙事詩」全20点は衝撃的じゃった。
お供のEなぞは、小学生の頃ミュシャにどっぷりハマり、お部屋が“なんちゃってアール・ヌーヴォー”になったからのぅw
てな訳で、八王子までお出かけした次第。
ロビーからワクワクでございます。
本展は、ポスター、装飾パネル、装飾資料集、書籍挿絵、雑貨、切手や紙幣などなど、OGATAコレクションから207点の展示。
その他「スラヴ叙事詩」のパネル展示や映像もございます。
ささ、まいるぞよ。今回は全作品写真撮影可なのじゃ。嬉しいのぅ。
構成は以下の通り。
来館者が少なく、写真たくさん撮ったゆえ(例の如くうまく撮れんかったがの・涙)、展示風景や作品を、だいたいリスト順に載せまする。
【第1章:パリ時代の魅力的なポスター】
《モナコ・モンテ-カルロ》カラーリトグラフ
鉄道会社の宣伝用ポスター。
左から《椿姫》/《ジスモンダ》/《ジスモンダ アメリカンツアー》カラーリトグラフ
サラ・ベルナールと聞いて真っ先に思い出すポスターじゃ。
上から《ランスの香水 ロド》カラーリトグラフ /《ランスの香水 ロド》香水瓶とラベル
香水の商業ポスターで、下部に「この商品は手を汚さずに香水を使用できます」てな事が書かれておりまする。
《夢想/シャンプノア》カラーリトグラフ
《リージー》カラーリトグラフ
《愛人たち》カラーリトグラフ
《インカのワイン》木版に印刷
【第2章:くらしを彩る装飾パネル】
左から《桜草》/《羽根 》カラーリトグラフ
左から《ビザンティン風の頭部:ブルネット》/《ビザンティン風の頭部:ブロンド》カラーリトグラフ
《通り過ぎる風が若さを奪い去る》カラーリトグラフ
うちわのデザイン。1900年のパリ万博で人間館の入口に利用されるはずじゃったが実現せず、後に装飾パネルとして使用されたそうな。
4連作『四つの花』左から《アイリス》/《バラ》/《百合》/《カーネーション》
4連作『星』左から《明けの明星》/《北極星 》/《宵の明星 》/《月》カラーリトグラフ
4連作『四季』左から《冬》/《秋》/《夏》/《春》サテンに印刷
ミュシャにとって最初の装飾パネル。
【第3章:装飾資料集、装飾人物集】
《装飾資料集》1902年 カラーリトグラフ
全72枚のプレートからなる装飾デザイン集。
【第4章:挿絵の魅力】
《白い象の伝説》書籍挿絵
ジュディット・ゴーティエの、インドとタイを舞台にした物語とか。読んでみとうござります。
《おばあさんのお話》書籍挿絵
ドイツ、スペイン、スカンジナビアなどのおとぎ話集。
【第5章:くらしの中で愛されるミュシャ】
《パリスの審判》カラーリトグラフ
仮面の口から出たリボンを動かして日付を変えられる万年カレンダー。
《スラヴィア銀行の保険証書》カラーリトグラフ
左から《ホイットマン社のチョコレート缶容器》/《缶容器 四季》/《モエ・エ・シャンドン シャンパンパッケージ缶》/《三面鏡》/《紅茶缶》
左から《パリのシンボル(モノクロ)》/《パリのシンボル》陶器
【第6章:ミュシャとアメリカ】
《セントルイス万博》カラーリトグラフ
《ハースト・インターナショナル》雑誌
ミュシャが表紙画を担当したアメリカの雑誌。
【第7章:わが祖国チェコ】
《国の目覚め》リトグラフ
チェコスロヴァキア共和国が独立した1918年に発行された、鉛筆画のポスター。
《スラヴ叙事詩展》カラーリトグラフ
本展のメインビジュアル。「スラヴ叙事詩」全20点が完成した1928年にプラハ市に寄贈される式典の為のポスター。
《1918-1928 独立10周年》カラーリトグラフ
《モラヴィア教師合唱団ポスター》カラーリトグラフ
《ロシア復興》カラーリトグラフ
《コルナ紙幣》紙幣
1918年に独立を果たしたチェコスロヴァキア共和国の紙幣。
《リトグラフ原版》金属原版
「スラヴ叙事詩」全20点のパネルもございます。
この章では、約4分30秒の映像も流れておりました。
200点以上の展示、たいそう観応えあり、じっくり観ながら写真も撮れて大満足でありました。
ショップもミュシャグッズが色々揃っており、小学生の頃のEが見たら泣いて喜びそうじゃったw
ミュシャをイメージした香水がたいそう気になるも、試してみたらばあまり好みでなく・・・
会期は6月4日まで。
観終わって、まちかん邸へお邪魔したのでございます。
お料理上手のまちかんさんが、採れたてのタケノコで作ったタケノコご飯やタケノコ煮物やタケノコ醤油煮などの美味しいランチを頂いて、可愛い猫たちにも遊んでもらってテンション爆上がり。
写真うっかり撮り忘れて残念~。
そして、TOKYO FARM VILLAGEへ。八王子に牧場があったとは知らなんだ。
牧場併設のISONUMA MILKSTANDでは、採れたての牛乳で作ったスイーツが食べられるのじゃ。
牛や羊を眺めながら、ソフトクリームをば。
甘さ控え目でアッサリなれど、牛乳の風味がしっかりして美味しゅうござりました。
その後は、八王子の業務スーパーへ。
業スー、噂には聞いて気になっておったが、家の近くには店舗がなく、初潜入なのじゃ。ワクワク
見た事ない商品が色々並び、しかもお安くて量が多い!
ついつい爆買いしてしまい、帰りは重い荷物を引きずって大変じゃったが、面白うござりました。
うちの近所にも業スー作って欲しいぞよ~。
まちかんさんから、手作りのキウイ&リンゴジャム(めちゃめちゃ美味しい!)と、お菓子も色々頂きました。ありがとうござりまする~。
そんなこんなで、たいそう楽しい一日だったのでございます。
★おまけ話
2月に開催された結弦くんの単独東京ドーム公演「GIFT」のグッズ、白のトートバッグは汚れが目立つゆえ購入せんかったのじゃ。
ところが、先日のスターズオンアイス2023の地上波放送で、結弦くんがファントムさまでも阿修羅ちゃんでもハクさまでもGIFTトートを持っているのを見て、ポチらずにはいられんかった。アハハ(汗)
そして、ポチって3日目という超速で届いたぞよ~♪(すかさずポケットに足を突っ込む蒼羽w)
A4サイズも入る大きさで、作りもしっかりしており、内ポケットはファスナーもついて、たいそう使いやすそうじゃ。
で、追いトートしようと思うたら・・・なんですと?「SOLDOUT」ですと~!?
羽生効果、恐るべし。1つでも購入できてラッキーじゃった。
お供のEは、FaOI幕張に持って行くと申しておりまする。
できますれば、このサイズで黒のトートも作ってくださいまし~。