因幡の国にとても美しいヤガミヒメという女性がいると聞いた兄神たちは結婚を申し込むために因幡に向かった。大国主命は道中、岸でサメに皮を剥がされ泣いているウサギに傷の治し方をた。喜んだウサギは、「ヤガミヒメは、あなたを結婚相手に選ぶ」と予言し、その通りになった。
それに腹を立てた兄神たちは、出雲への帰り道の伯耆の国の手間の山本(現南部町寺内地区)を通りかかった際、この地の住民を困らせている、赤い猪を追い立てるから、山の下で捕まえるように言った。言われた通りに大国主命は、転がり落ちてくる、火で真っ赤に燃えた大岩を正面から受け止めようとして焼き潰され絶命した。
母のサシクニワカヒメは嘆き悲しみ、天の神に助けを求め、それにより遣わされた赤貝の神・キサガイヒメと、ハマグリの神・ウムギヒメによって大国主命は蘇ったと「古事記」に記載されている。
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