中村医師が銃弾に倒れてから先生の意思は如何につながれていくのだろうか、と素人ながら心配している。先生は医療を越えて難民を救済するための潅がい設備の建設が一番と考え、”医師は井戸を掘る”。荒地を緑に、清潔な飲料水をと努力をしてきた。アフガニスタンと国際貢献、そして憲法九条について自衛隊の海外活動が徐々に拡大してきた中で、現地の現実と日本での平和の議論が大きくかけ離れていることを知って欲しいと言う。アフガニスタンは中央集権国家ではなく、部族、部族で方向性が決められ国家の威光が辺境まで行き渡る事はない、難しい国です。羽振りのいい日本にするために、米国と更に強力な同盟関係を結び、憲法九条を改正して武力行使の範囲を広げたいと安倍首相は考えているのですよ。中村医師の訃報を聞き、悲しくて、悔しくて心より追悼したいと、ノーベル平和賞を上げたかったと強く思う。政府は中村医師の業績を称え、顕彰して欲しい。税金で桜を観る会なんてやっている場合じゃないではないか?