店頭でお出迎えしている「カネゴン」は、時々衣装替えをします。
ほとんどは息子のお下がりだったりしますが、頭がでかいうえに尻尾があるので、着せ替えはけっこう大変です。
もうじきお祭も近いので、そろそろお着替えです。
よく道行く人が写真を撮ったりしています。
ある日、お父さん（推定年齢40歳ぐらい）と息子（小学低学年）が記念撮影をしている時の会話。
「おまえこいつの名前知ってるか?」
「こんな宇宙人知らない」
「宇宙人じゃないよ。怪獣だよ、かいじゅーっ。名前はな“ゼニゴン”っていうんだ」
ゼニゴン!!
いいですな。いかにも関西風の怪獣って感じですな。本家カネゴンよりも金に汚そうな気がするのは偏見でしょうか。
皆様、どうかやさしく撫でてやってください。
やさしくしたその見返りかどうか、宝くじの高額当選者を私は知っている・・・。
こらこら、そこのお姉さん。目玉をそんなふうに握っちゃ、はしたないでっせ。
追記。これを下書きしたそのあとに、千住でガレージキットの店を開店したいというお客様がいらっしゃいました。カネゴンとかガラモンなどの初期のウルトラ怪獣は、今でも高値で取引されるそうな。
偶然てすごい。
マニアの方、オヤジの可愛いカネゴンちゃんを誘拐しないでね。
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