お好み夜話-Ver2

4年ぶりの狩り

人類が農耕を覚えたのはたかだか2、3万年前で、それまでの数百万年は採集、狩猟、漁労で生計を立てる「狩猟採集社会」だったわけで、獲らなきゃ食えない時代がすんごーく長かったからそのDNAはまだ現代人の中にも残っているのだ。

たとえポンコツなジジイになったとてその狩猟本能の炎は消えず、ときどき野生に返って狩りをしたくなるのはニンゲンダモノ・・・。

なんちゃって大げさな😝 ただの潮干狩りなのにサ。


しかし、たかが潮干狩りされど潮干狩りで、真剣に仕入れ並みに頑張っちゃうとけっこう体力を使うし侮れない、イヤほんと。

しかも退院以来半年以上も運動らしい運動をしていないから、やる前からあっちこち筋肉痛になると予想できる。

かつて「潮干狩り職人」などと嘯いていたものの、この4年間のブランクは如何ともしがたいが、今回は生まれてから一度も潮干狩りをしたことがないという超初心者の「投げちゃん」が同行しているし、ちょっとはええカッコしたいのが心情。

それに去年6月の「伊豆稲取キンメマラソン」以来行動を共にしていなかった師匠も幼稚園児の次男を連れて参加するというので、頑張って大漁にしたい。

時は6月19日、午前9時から潮は大引きになるという絶好の状況。

高速をぶっ飛ばし富津の潮干狩り場へ乗りつけた。

張り切ったものの、ビールの炭酸ボンベを落として腫れた右足の指はまだ痛むからテーピングしてるし、近ごろすっかり背中のお肉も筋肉も減っちゃっているので、腰に負担がかからないように百均で折りたたみの椅子を買って持ってきた。


オープンしたばかりの潮干狩り場はまだ潮も引いておらず、閑散としている。

なんか寂しげ😑

それにザックザックとは獲れず、場所をかえアサリやハマグリの鉱脈を探して潮の引きとともに沖へ沖へ。

師匠の次男「ゆーくん」も潮干狩り初体験で、キャッキャと飛沫をあげながら浜を走り回る。

やがて幼稚園バスが乗り付け園児とママたちが大挙してやってきたり、若い人たちのグループで浜が賑わってきた。


1時間経過するもまだアサリの鉱脈を見つけられず、もう腰が痛くなって這いつくばって遺跡発掘状態のオヤジ。

それでもまあまあハマグリを掘り当て、小さいアサリは避けて大物狙い。

浜のスピーカーからは「追憶」のテーマなんぞインストゥルメンタルが流れ、ちょっとアンニュイな感じでお昼になった。

絶対日に焼けない構えの「投げちゃん」はいち早く規定の2㎏の網いっぱいに獲り一休み、師匠の家族も鉱脈を探し当て短時間に網を満杯にした。

前回のように鉱脈を探し当てられず、腰が痛くてしょうがないオヤジも無念だがそろそろ切り上げることにした。

しかしまあ規定の2㎏の網はみんな満杯になったから、良しとするかぁ。

我が家は小僧と3人で計6㎏の仕入れ並み😄

その成果はこれ !!


これで当分はアサリ買わずにすんじゃう。


がっΣ(・□・;)本日、腕と腰とお尻が筋肉痛・・・。

潮干狩りはスポーツだっ、なめたらイカん。

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