お好み夜話-Ver2

女子はみーんなちくわぶ好き⁉

「よっ、オヤジ元気か✋」

馴れ馴れしいあんちゃんみたいな物言いで「マミちゃん」がやって来た。

鬱陶しいから髪を肩のあたりでバッサリ切ったと言い、憂さを晴らすから例のモノを飲ませろと、まるで昭和のおっさんみたいに顎をしゃくった。

顎の先には先日彼女から預かった「バランタイン」の30年が箱の中に収まっており、素晴らしい忍耐力と理性でその時以来オヤジは一口も飲んでいなかったが、

彼女からお許しを得て、ストレートでクピッと🥃

その一口で一瞬にして高級ウイスキーワールドに誘われ、「マミちゃん」もオヤジもニンマリ😆

問わず語りに会社の憂さを吐き出し、「あー嫁にいきたい💋」と独り暮らしの寂しさを吐露するのであった。


そのうち、何がきっかけかおでんの話になり、なぜモグのおでんにはちくわぶがないのかと「マミちゃん」が詰問する。

そんなの決まってる、オヤジもかあちゃんもちくわぶなんぞというまがい物は嫌いだからだ。

なんの味もなく、汁を吸ってヒルみたいにブヨブヨ太って鍋を占領する、関西人が見たら「なんやのアレ、気色悪いわー」と言われる代表格なんだから。

すると「マミちゃん」、

「フン、だからオヤジは女心がわからないんだよ。あのプニュプニュした感じが女子はみーんな大好きなの」

だと・・・。

「それに、粉もん屋なんだから、小麦粉で作られたちくわぶを毛嫌いするなんてお好み焼を否定するのとおんなじだよ」

ムムムムム・・・。

あー言やぁこう言う、まったく、彼女といい「投げちゃん」といい、小娘でもなきゃオバさんでもない「コバさん」ムスメときたら🤨

女子みーんな大好きと自信を持って言い張るものだから、すぐに反応してくれる「投げちゃん」にメールで問うと、申し合わせたかのように大好きだと返信されてきた。

熊本県人のかあちゃんはすでに女子じゃないのだろうが、世の女子代表がこのふたりというのはなんとも心もとない。

わかったよ、じゃあ今後オヤジが独自にリサーチして、本当に世の女子がみーんなちくわぶ好きか検証してみよう。


ま、というワケで、昭和の良い子の頃から食べてはいたがけっして好みではなかったちくわぶのことをちょいと調べてみた。

まあちくわぶ喰いは完全に関東圏で、関東のコンビニおでんの人気ナンバー4の具材だとか、グルメ番組やら漫画で紹介されてから全国的に知られるようになったとか、女子だけじゃなくても好きな人は多いらしい。

ちくわぶの守備範囲はおでんと煮物くらいと考えていたら、なんとスイーツ風なものやカレーや揚げ物にも良いなどという人もいた。

小麦粉を練ったものだから、パンやパスタの代わりとしてもありってことか🙄

そんなら鉄板でチーズと一緒に焼いてみようか❓お好み風にしてみるか❓


なんだかなぁ、すっかり「マミちゃん」に踊らされてる気分・・・。

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コメント一覧

mogmas
いまキミに毒舌を吐かれたら、弱っているオヤジはお亡くなりになっちまうかもしれん😑
しかしまだホトケ様じやないから、拝むな💢
ちくわぶ
おいしかったよ、ちくわぶのチーズペッパー焼き。今日もクソ親父の顔拝みに来たのにどこに隠れやがったんだい?坊ちゃんたちの愚痴聞いてくれよ。
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