お好み夜話-Ver2

シン・ルージン!(◎_◎;)

退院後一週間が過ぎた。

手の震えは相変わらずで、ひどい時とそれほどでもない時がある。

ひどい時は本のページがめくれず、スマホやタブレットの文字が打てず、飲み物をこぼしまくり、箸でおかずがつまめない。


また、口がアワアワするのもやはりひどい時とそうでもない時がある。

かあちゃんと話していて、今日はまともだと思った瞬間口が固まり言葉が出なくなる。

そんな自分がもどかしく、ほっぺたを平手で打ち歯噛みする毎日だ。


めまい・立ちくらみはよほど注意しないと危険で、先日立ち上がった途端クラクラして、危うく階段から転げ落ちそうになった。

ついこれまでの習慣でヒョイと立ち上がってしまうので、これからは一度膝立ちして一呼吸置いてから立ち上がるようにしなければ




14日、ようやく1回目のコロナワクチンの注射を打つことができた。

歩いて数百メートルの医院で、今まで一度も受診したことがなかったが、「男はつらいよ」ファンには知られた医院だと思う。

「男はつらいよ 第14作」 (昭和49年12月 公開)「寅次郎子守唄」で、マドンナ「十朱幸代」の働く病院としてしっかりスクリーンに登場したのだから。

そのことはずっと前から知っていたし、何度も前を通っていたのに医院に入るきっかけもなかったから、今回院内に入るきっかけができたので、撮影の時の寅さんの写真を見せてもらおうと楽しみにしていた。

ワクチン待ちの人が数人いたが、予約した時間にすんなり呼ばれて診察室に入り、院長(二代目)に注射を打ってもらった。

移植したことも膵炎で入院していたことも事前に知らせてあったから、

「あの膵炎の激痛を体験されたのだから、こんな注射なんか蚊に刺されたみたいなもんでしょう」

といって笑ってくれたいい人みたいだったので、

「こちらに寅さんの写真があると聞いているのですが、見せていただくことはできないでしょうか?」

と聞くと、先代の院長が自分の部屋にしまってしまっているとのことで、「今度出しておきましょう」と言ってくれた。


具合が悪くならないか15分待って医院を出たが、注射は本当に蚊に刺された程度で、病院で打たれた痛み止めの筋肉注射の方が数倍痛かった。

幸いその日は気分も悪くならず熱も出なかったが、2回目のワクチン接種の時は要注意だ。

腎臓の担当医にも「マリコ先生」にも、80%の確率で8度以上の熱が2日くらい続くと聞かされていたからだ。

そして2回打ったからといって、普通の人の半分くらいしか抗体ができないという。

免疫抑制剤がワクチンの効き目を半減させてしまうためだ。

移植してからずっと月・水・金と「バクタ」という感染症防止の薬を飲んでいるが、人混みや動物に近寄るのは禁忌で、風邪の時期にはマスクをするというのは、ワクチンを打っても変わらず続けていかなくててはならない。


出たついでに、より自宅に近い眼科医を受診した。

ここで数年前に処方箋を出してもらい、運転用の眼鏡をつくったのだ。

今使っている眼鏡を持っていき視力検査をして、眼圧などを測ってもらって診断を聞いて!(◎_◎;)した。

眼鏡はいらないと⁉️

眼鏡をつくる必要はないと⁉️

裸眼で普通免許大丈夫だと⁉️

0.9は見えていると⁉️

ど、どゆこと???

告げられたのは
「白内障」

とのこと😨

白内障というのは、

「眼球をカメラに例えるとレンズに相当する水晶体で、これが濁ることを白内障といい、 60歳代で66~83%の人が加齢によりなることが多く、手術が必要になるのは60歳代の30%、原因は加齢の他にもあり、ステロイドの内服薬や吸入薬を多量に使用することや点眼薬も、長期間使うと発症リスクは上がる」

とのことで、このオヤジの場合入院中はそれほど感じなかったが、退院して大量の点滴や薬剤(ステロイド薬あり)がなくなって症状が顕著に出たのかもしれない。

それに一気に筋肉が失われて、神経過敏になっているのも一因かもしれない。

さらに若い時受けたRK手術、今のレーシックの前の視力回復術のときの放射状の傷も症状を早めた一因だそうな。

眼科医もその点を指摘して、今はまだ視力が不安定で、右目はやや進行しているが手術するほどでもなく、状態が安定するまで点眼薬で様子をみるということになった。

嗚呼、またひとつ病名が増えた。

骨皮筋衛門・棒人間、病気のデパート状態・・・。


それにしても長年眼鏡を使っていて、病み老いた挙句に命の次に大事だった眼鏡の必要がなくなるとは・・・。

そして今更ながら、近くが見えにくい時だけ老眼鏡(通はルーガン鏡と呼称する。以下ルーガンと綴る)をかけることになった。

ということは、今まではルーガンではなかったということになるが、そういえば眼科医も眼鏡屋さんも、このオヤジがルーガン鏡と呼んでいた眼鏡を「近場用」と呼んで、ルーガン鏡とは言わなかった。

ということはつまりこのオヤジは、今まで肉体はルーガンだとしても目玉はルーガンではなかったということになる。

そしてようやく真のルーガン、
シン・ルーガン、シン・ルージンになったのだ。


いきなりシン・ルージンになって眼鏡なしの生活を始めたが、どうもまだ馴染めない。

このブログも眼鏡なしで書いているが、ブラインドタッチがちゃんとできてないから何度もキーボードを打ち直すし、「ぼ」と「ぽ」が判別つかずにルーガン鏡をかけることしばしば。

慣れるまでしばらくかかるたろうから、やっぱりちゃんとしたルーガン鏡を作らなきゃだめかな?

あーあ、ルージンは難儀なこっちゃ・・・。


ま、気持ち切り替えて、新たなシン・ルージンとして眼鏡なしで免許の更新を今月中にはしてみよう。


しかしもう新たな病気が掘りおこされるのは勘弁してほしいよ。

もう今の状態でいっぱいいっぱいだ、これ以上ポンコツ度を上げたらもう立ち直れないぜよ😓

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