朝イチから泌尿器科と腎臓内科を掛け持ち。
だがせっかくの休みの日に、病院だけで終わっちまうのはもったいないので、ランニングウェアを着てシューズを履き、リュックを背負って走って出かけた。
日陰には前夜の雪が残り、晴れてはいるけれど空気が冷たい。
浅草の駅から両国の病院までは隅田川沿いの遊歩道で2㎞弱、身体を温めて予約の30分前に病院到着。
受付をして採血と採尿、その後泌尿器科へ。
手術後の腎臓ちゃんは腫れていたのだがもうそれも治まり、エコーで診ても問題はなく経過は順調とのこと。
先日、循環器科をぶった切ってやったことが伝わっているようで、担当医から事情を聞かれたので、ありのままを話した。
即ち、人の話を聞かない、人の疑問に答えられない、薬をもらうだけのために受診する時間も意味もない、と。
泌尿器科の担当医は若いけれどいいヤツで、笑って頷き、次回の受診予約をして終わった。
続いて腎臓内科。
それほど待たずに呼ばれて診察を受けるが、こちらの女医の「イズミちゃん」はにこやかで、人の話を聞いてはぐらかさずに質問に応えてくれるので良い。
前回の検査結果よりも数値は改善されているのでこちらも良好だが、引き続き食生活には注意が必要なのは変わらず。
今までは自己流でやってきたが、本やネットの情報で振り回され気味なので、まじめに栄養指導を受けることにした。
何をどれだけどういうふうに食べるのかが重要、それに運動をしていない人と走る気満々なオヤジでは、必要な栄養やエネルギーも違うから、ここは専門家の意見を聞くことが一番だ。
ちなみに、お酒を飲んだ時にすごく血圧が下がるのはあり得ることで、つまり適量ってことらしい。
やっぱりね 酒は百薬の長 ハイパーテンションズの味方なり
会計をして薬をもらい、それをバックに入れて、ふたたび隅田川沿いの遊歩道に戻る。
軽くストレッチをして、河口に向かって走った。
清澄橋をくぐり、越中島へ向かうが、日向は暖かくいい気分だ。
相生橋を渡り、佃大橋の下を左折、「東京マラソン」のコースを豊洲へ向かう。
向こうにレインボーブリッジが見えて、お台場まではもう近い。
何という名前かは知らねど、もう桜が咲いていた。
もうじき、寒さを潜りぬけお花見RUNができるぞ
ゆりかもめの高架下を走り有明へ向かう途中、築地市場の移転先となるダイオキシンいっぱいの工事現場を見る。
すんごい広大な敷地にもう駅まであるんだから、移転は避けられないんだろうなぁ。
こんどの都知事選では、誰かがこの問題について言及しているんだろうか
湾岸道路の横断陸橋を超えれば目の前に東京ビッグサイト、「東京マラソン」では真正面にカメラがある交差点を左折、そのまま新木場方面へ。
いつかきっと本番でここを走り、Finishゲートをくぐってやる
新木場から明治通りに入り、葛西橋の方へ右折、もうすでに走行距離は20㎞を超えている。
朝から何も食べずに水だけしか飲んでいないが、不思議に腹も減らず身体は元気だ。
葛西橋の下を荒川の土手に出れば、海から0㎞の表示がある。
それを今度は上流10㎞地点に向かって走りだすが、河原は向かい風が強くたちまち手足の先が冷える。
ペースが落ちてくるが、なぁに急ぐ旅でもなし、鼻唄でも歌いながらゆっくり走ればいい。
しかし寒さのために鼻水は出るは、手足の先の感覚がなくなるわで、ちょっとヘバッてきた28㎞過ぎ。
もうチョットだからと、何か温かいものを食べる想像をして紛らし、四ツ木橋の下をくぐりゴールまであと1㎞ちょい。
最後の直線を向かい風に逆らってペースを上げ、なんとか堀切橋まで戻って来た。
本日の走行距離32.69㎞。
30㎞を超えて走るのは半年ぶりぐらいだろうか、ポンコツオヤジにしては上出来だ。
そのまま家に帰らず、近所のスーパーへ直行、食料とビールとワインをお買い上げ。
思うところがあって、今夜は糖質0祭りじゃ
この3種類の中ではサッポロが一番よかったが、けっきょく最後に一番搾りを飲んでしまった。
糖質0、タンパク質0、脂質0ではさすがに死んでしまうから、適量ならばいいのだ。
そして今夜もバカネゴン改造のために調子コキがやって来て、ついでに一足早くかあちゃんの誕生祝いだって。
なんじゃいこの画は、いい歳をして。
まあなんだかんだで、盛りだくさんの休日が過ごせたのであった。
