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お好み夜話-Ver2

お札と切手をちょこっと学んでみた

抗生剤と咳止めを飲み続けて一週間後のクリニックの検査で、脱水で上がったクレアチニンはグッと下がっていた。
 
マメに水分補給をしてよく動いていたので、体重は2㎏減って56㎏台へ。
 
で本日もあんまり予定を決めずに家を出た。

公園の桜はハラハラと散り始めているが、

天気も良いので隅田川の遊歩道を歩いて、「東京マラソン」の前に「むっちゃん」と走ってきた荒川自然公園へ行った。

桜の下を子供たちが自転車で安全運転中。

バラ科の「カンザン」もふっくら咲いていた。
 
公園内を一周して荒川二丁目から都電に乗った。
 
先日「高田純次」の散歩番組で「都電もなか」をやっていたのでそれを食べたいとかあちゃんがいうので、早稲田行きのチンチン電車に揺られ「梶原」で下車。
 
駅から見える老舗の和菓子店「明美」で「都電もなか」を2個とお赤飯をお買い上げ。
むか〜しどこかの「マゴ」に買っていったような気がするが、もちろんどんな味だったかは覚えていない。
 
店内はテレビを見たのかおばさん達でいっぱい、芸能人の色紙もたさん飾ってあった。
 
 
店を出て「梶原銀座通り」という50年前ならかろうじて銀座と言えたかもしれない寂しい商店街を進み、突き当りを右に「王子自動車学校」の方へ行くと、あれっ⁉️以前この道を通ったことがあるような・・・。
 
その道をまっすぐいって突き当たりは明治通り、あ、やっぱり10年以上前にここを走ったことがあると思い出した。
 
当時はよく明治通りを走って王子やその先へ行って折り返していたものだが、途中から脇道へ入ったり寄り道もしていたもんなぁ。
 
 
ということで石神井川の橋を渡り首都高中央環状線の下を進んで、最初の信号を左折して王子駅を目指して行くと「お札と切手の博物館」を発見。

以前も何度もここを通ってはいるが、走っているとチラッと見るだけなのであんまり気にしていなかったのだ。
 
だが今回は急ぐ旅でもないし、なんせ障害者手帳のお世話にならずとも入館無料だし、長年慣れ親しんできた「ユキチ」がもうすぐ変わるそうだから

ちょっくら入ってみた。
 
「ユキチ」から今度は「エイイチ」になるんだそうだが、まあオヤジ的には「エイキチ」のほうがロックなんだがなぁ、ヨロシク👍
 
 
この博物館は日本のお札や切手、パスポートや収入印紙を作っている「国立印刷局」が運営していて、お札の歴史や印刷・偽造防止技術や世界各国のお札や切手が多数展示してあってなかなかためになる。
 
昭和の良い子にはお馴染みだった「聖徳太子」が銭の象徴になってしまったので「福沢諭吉」に変えたのは、ノーパンしゃぶしゃぶ問題とかその他のつごーのわるいあれやこれやで大蔵省から財務省に名を変えちゃった学問よりもゼニが大事だった連中の都合だと邪推していたが、ちゃんと理由があって、

さて問題です、チッ、チッ、チッ、チッ、ブーッ。
 
 
正解は↓

20年ごと、だそうな。
 
しかし昭和時代後半というから、ノーパンしゃぶしゃぶ事件がきな臭くなる前に、ってことかもしれんしなぁ・・・。
 
続いて、
やっぱゼニといえば聖徳太子ですよ、昭和は。
 
でこちらの問題は↓

チッ、チッ、チッ、チッ、ブーッ。
 
 
ほうらやっぱり決めは財務省、財務大臣だ。

ノーパンしゃぶしゃぶ事件の時は大蔵大臣だって辞任だもんね、なんかきな臭いと疑ってかかるのは昭和の悪い子ですな。
 
 
ま、それはそうと、ウキウキして1億円を持ち上げる昭和の女。
まあ若かりし頃、バブル真っ盛りの時、仕事で現ナマ7千万を銀行から受け取って会社に持って行く途中、公衆電話で「いま7千万持ってるんだけど、これ持って逃げるか❓」とかあちゃんに電話したら、「それっぽっちじゃ全然ダメ」と笑った女なんだけどなぁ。
 
記念のスタンプも押して、
楽しんで博物館を後にしたら、お昼を過ぎてそろそろ1時になろうかという時間。

王子駅の近くでサクッと食べて、せっかくだから飛鳥山公園へ。
 
モノレールは長蛇の列だったので、腹ごなしに歩いて上ると

お花見宴会大盛況👏

時おり桜吹雪も舞い、寒くもなく暑くもなくいい感じの春の一コマ。

飛鳥山には「渋沢栄一」が晩年まで過ごした邸宅があったけれど戦争で焼けてしまい、現在は国の重要文化財に指定された大正期の2つの建物「晩香廬(ばんこうろ)」と「青淵文庫(せいえんぶんこ)」が当時のままの姿で残っていて、売店では「エイイチ」グッズがいっぱい売っている。
 
 
山を下りて滝野川方面へ歩いてゆき、平塚神社のところにある和菓子の「平塚亭つるおか」で「伊東四朗」の刑事ドラマみたいに床几に腰かけてアンコでお茶したいと考えていたかあちゃんの望みは露と消えた。
 
腰かけてお茶するところなんてどこにもなく、しょせんドラマの中の作り事だったようだ。
 
 
しょうがないから自販機で麦茶を1本買ってのどを潤し、さらにその先へ進み「古河庭園」を通り過ぎ、「霜降銀座商店街」という人通りが多く活気がありそうな通りがあったのでそこへ入って奥まで進み、「染井銀座商店街」から「西ヶ原銀座通り」と変わってもさらに進み、やっと車の往来ができる道に行き当たって左折して進むと「西ヶ原みんなの公園」というのがありちょっとトイレを借りて一息つき、上り坂を避けて左へ進んでいくと白山通りにぶつかって巣鴨へ出た。
 
ちょうど目の前に都バスのバス停のベンチがあったので、そこで「都電もなか」を1個をふたりで食べているところへバスが来たので此れ幸いと乗って、

あとは楽チンで浅草寿町までバスに揺られ、浅草から東武線に乗って帰路に着いた。
 
歩きと都電と都バスは無料だし、お金を使ったのは「都電もなか」と昼飯と自販機の麦茶、それに帰りの東武線だけという安上がりの旅だった。
 
この日の移動距離は13,4㎞、歩数は19.417歩のなかなか内容が濃い街歩きだった。
 
まだまだ都内には知らないところだらけだ、な。

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