横断歩道で愕然とする😨

日曜日午前10時、慈恵医大病院の夜間受付で入管証をもらい、かあちゃんはエレベーターで小僧の病室まで上がっていった。

休日の待合室で待っていると、続々と退院してくる人たちが現れ、20分後に小僧とかあちゃんが下りてきた。

女子医大ではいっさい面会はできなかったが、こちらは面会の家族が入館証をつけて退院する親や子供の荷物を持って退院していく、病院によって違うもんだと思うが小僧にとってはとても良かった。

いい具合に結石は取れて、尿管にチューブが入っているものの元気で、まだ出血の恐れもあるので運動は控えつつも通常の生活はOK、食事制限もないためお昼は寿司が食べたいと言う。

ということで、歩いていくというのを止めてタクシーに乗りアリオ亀有に向かった。

お茶して「銚子丸」でサクッと寿司をつまみ、買い物をしてとっととアリオを出た。



環七の交差点を渡る途中で信号が点滅しだし、まわりの人が小走りになるのにつられ思わず駆け出そうと前屈みに・・・⁉️

あ、足が、動かない😱

上半身は前に進もうと乗りだすのに、足が固まったように前に出ないで倒れかけた。

危ういところでかあちゃんが腕をとり、もう片方を小僧が受け止め、かろうじて倒れず二人に支えられて横断歩道を渡り終えた。

ショックだ😥

小走りにもなれない自分が、退院したばかりの小僧に支えられる己が、これほど足がヘタっていると改めて思い知ったことが、とにかく愕然として駅までの足どりが重い。


女子医大の退院から25日、うまくできなかった片足立ちも、胸の前に腕をクロスして椅子から立ち上がることもできるようになったとはいえ、毎晩スネに湿布を張っている有様。

歩きさえまともじゃないのに走れるわけがないだろうに・・・。


その夜、入院前に買っておいたというノンアルコールビールを冷蔵庫から取り出し、乾杯しようと小僧がいうので、半年ほど前から冷えている「秋味」をグイッと。

一杯入ったらまた昼間の醜態が思い出され、まだ１ヶ月も経っていないのに焦ったってしょうがないと思いつつも憂鬱で、ウイスキーに手を出した。

しかし、酔えない。

馬鹿だなぁ、走ることなんか当分考えるな‼️

地道に歩く、１５年前のようにとにかく無心で歩くこと、今はそれしかない。



小僧の次の手術は2月4日、今度はひょっとすると１ヶ月近い入院になり、かあちゃんも病室に泊まり込みになる。

オヤジもまたステントを外すため入院することになるかもしれず、白内障の手術もどうなるやら？

我が家にはまだ春は遠そうだ😮‍💨