お好み夜話-Ver2

視界50%の朝

朝7時前にかあちゃんが家を出て病院に向かった。

小僧が手術室へ入るまで付き添って、術後麻酔から目覚めて体調を確認するまで病院にとどまるために。



9時、そろそろこっちも動かなくてはと眼科へ。

退院後、右目がますます白く霞がかかったように見えにくくなって、本や書類に目を通すのも鬱陶しく、ブログを書くのも休み休み、11月の入院前に眼科医に相談した時はもう少し体力が回復してからと先送りしていたが、もはや体力が回復してからなどと悠長に我慢していられないくらい生活に差し支えるので、とにかく手術ができるのかどうか検査してもらい、病院を紹介してもらうことにした。

近所の眼科医は朝イチでもう高齢者で混み混み、待合室に入りきれなくて外で待つ人もいるほど。


しばらく待って視力や眼圧などを測ってもらい、検査のための点眼薬をさされ精密な写真を撮られたが、すると目が、ボケボケ🥺ウルウル、手元のスマホの時刻さえ見えなくなった。

世の中がハレーションをおこして見え、小さな段差や影になった部分が危なっかしく、恐る恐る足を出して歩くしかない。

白内障の手術をする病院の紹介状を来週受け取ることになり眼科医を後にしたが、いや、見えない😩

1メートル先の人の顔が判別がつかず、道路の段差につまずきそうになり、ソロソロと歩いて自宅に戻った。

右目だけでなく左目も白く霞がかかって、フワフワしたファンタジーの世界に迷い込んだようで何にも手につかない。

50%ほどの視界しかない😎

こりゃダメだ、もう目をつぶって大人しくしているしかない。



しばらくしてかあちゃんからメール。

小僧の手術が無事終わり、砂状になっていた石はきれいに取れ、尿管にチューブを入れてしばらく留置するらしく、本人は痛みもなく動揺もしていないので、もう少し様子を見てから帰るとのこと。

良かった、一安心。

それにしても、親子で体にチューブを入れることになるとは😮‍💨



小僧の退院は日曜日になるそうで、その時にはオヤジにも迎えに来てほしいとのこと。

もちろん行くことはやぶさかではないが、この霞のかかった目が少しはマシになっているか⁉️

フワフワ雲を踏んで歩くようなファンタジーオヤジじゃ何の役にも立たないぞぉ🤪

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