女の中にウルトラひとり

むかーしむかし、30年も前のことじゃったそうな。

今のように、こんなに次子がたくさん走っていない時代。

表参道にはヒルズなんてものはなく、同潤会アパートが立ち並び、青山通りの「金王坂（こんのうざか）」を「金玉坂」とオヤジが読み違えていた頃。

「原宿女子ミニマラソン」という、小さな大会があったそうな。

それはそれはムクツケキ・・・・いや、たくましく意欲的な女性、150人規模の開催であったという。

それが、それが、昨今のランニングブームを受けて、3月6日の日曜日、8時半スタートで、なんと4000人もの女性が走る大会として復活したのでありました。

それが　『渋谷表参道Women's Run』

女性だけで、表参道～明治神宮～神宮外苑～代々木公園～参宮橋～NHK周辺を10㎞走って代々木公園にFINISHする素敵なコースで、ゲストランナーがこれまたすごい

「Qちゃん=高橋尚子」をはじめ、「尾崎朱美」「加納由理」というトップランナーから、「杉山愛」「大櫛エリカ」といった女子まで、一般ランナーとともに走るのだという。

参加賞のTシャツも可愛らしいこと。

かあちゃんのようなオバサンが着るのは「どうよっ !! 」と突っ込みたくなるが、こんな夢のような大会を指を加えてみているオヤジじゃありませんぜ。

というわけで、ナンバーカード引換券を持って、かあちゃんと共に前日受付に来ておるのだ。

うっひゃっひゃ　なにっ　オマエのようなむさ苦しいオヤジが、どうして女子ばかりの大会にエントリーできるのかって

フン、それはね・・・・って、あぶねぇ、あぶねぇ、そいつぁ明日までの秘密でぃ

とにかく、ウルトラの人には不可能はないのだ

ああ、楽しみ