お好み夜話-Ver2

BBQの夏

まあなんというか、日頃の行いがいいのでしょう。

昨日の☂をまったく感じさせないほど晴れ渡り暑くなった、水曜日の朝。

肉やら野菜やら酒やらを持って、師匠のお宅へおじゃました。

事前に生ビールの樽とサーバーを届けておいたので、本日は師匠と「ホリちゃん」とオヤジの3人で7ℓのビールを空けちまうてぇ寸法だ。

その他に1ℓのドイツビール缶と芋焼酎の一升瓶、それも全部飲みほすことはないだろうが、医者へ行った翌日にこの有り様はちょっと調子こき過ぎか

しかし夏の昼間に外で食べるBBQの機会はそうそうないから、いいんじゃないの。


さっそく生ビールをつなぎ、まずは乾杯の一杯を干し、炭に火をおこしてテキ屋のあんちゃんみたいな「ホリちゃん」が焼きはじめる。

汗ダラダラ、飲んでも飲んでもすぐに渇いちゃう。

でもそれがBBQの醍醐味。

「マゴ」たちは子どものプールで気持ち良さそう。

焼き係の「ホリちゃん」も我慢できなくて、ジャブジャブプールに入ってずぶ濡れ、師匠の服を貸してもらっちゃう。

前回好評だったタンドリーチキンは、たまたま和牛の頬肉があったのでそれを使って漬込んだタンドリービーフにしたが、やっぱりチキンの方が旨いことがわかった。

やはりモノには理由があるんですな。

この日のメニューは、長野から送ってもらった臭くないニンニクのホイル焼き、サザエとエビ、店でも出していたジャンボししとうとアスパラ、鶏軟骨とせせりと牛のさがり、お酒とスパイスに漬込んだシビレとオージーービーフのステーキとソーセージ、トウモロコシに玉ねぎ、それにタンドリービーフ。

串ものは塩をかけないでレモン汁に七味、お肉はサンチュに包んでおいしく頂く。


かあちゃんは「マゴ」たちと遊ぶのが忙しく、上げ膳据え膳状態。

のんびりして、これぞ夏の休日って感じで、ビールがすすむ。

で、7ℓの生ビールはわりとあっさり空いてしまい、焼酎に移るとみんな少々おネムになってきた。

すこし空も陰ってきて涼しい風も吹いてきて、イスに座ってウトウト、そして爆睡。

ふと目覚めると、「ホリちゃん」は家の中で爆睡、師匠もママもイスで爆睡。

ああ、平和だなぁと安心してまた爆睡。

夕方目覚めて片付けをして、家の中で今度はドイツビールをまた飲む。

「マゴ」たちから泊まって遊ぼうと誘われたが、そろそろおいとましなけりゃずっと飲み続けてしまいそうだから、重い腰を上げ帰路につく。

いや楽しかった。

またやりたいね。

できれば温泉のあるところで、一泊して。

もっと大勢「マゴ」たちの遊ぶ声を聞きながら。

そうできるように頑張ろう、そうできるように何かをしなければ。



余談ではありますが、千住に帰ってきた「ホリちゃん」とオヤジがそのまま帰るわきゃぁないのよね。

まあ例によって、例のところで、また一からビールで焼酎ってことになっちゃうのである。

燃費わるいよなぁ・・・。

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