調子が悪いと食欲も落ちすぐ顔に出るので、医者に連れて行ったら、風邪の治りかけでお腹にきているんだろうと言われて薬を飲んでいた。
念のため牛久と横田のマラソン大会はリタイアしたが、仕事は休まず、TSUTAYA詣では相変わらず毎日だった。
世間でも、たちの良くない風邪やノロウイルスが流行っているようで、長引くなんてことを聞いていたから、まあゆっくり養生するしかないと思っていた。
しかしずいぶん日がたっても、顔には覇気がなく、グダッとしておとなしい。
咳が出るでも、クシャミをするでもないが、なんだかだるそうで、夜は早く寝てしまい、朝は起きられないという日が続いていた。
ここでは小僧などといってはいるが、けっこうもういい歳だし、マラソンなどに付き合って、身体はお疲れだったのかもしれない。
2日前の晩、顔が赤く熱っぽかったので体温を計ったら、38.6度もあった。
熱さましを飲ませ額を冷やし、37度まで下がったが、今日の昼間ふたたび熱が上がってしまった。
まったく食欲がなく、ひたすら寝ているだけの様子が、病気の動物のようだ。
今まではこの飲まず食わずで寝ているだけで、スッキリとよくなっていた。
ヘタに栄養のよいものや、あれもこれもと薬やサプリメントなどを与えたら、かえって良くないことは目に見えている。
じっさいこのオヤジも、3年前死にそうなおデブだった時、医者から処方された薬は一切やめて、飲まず食わずで徹底的に寝て、歩いたおかげで快復した経験があるので、引き算の効用はよくわかる。
小僧は本能のままに、そうとは知らず引き算をして体調回復を計っているんだと思う。
だからかつてなかったことだが、返却期限の過ぎたCDはオヤジがTSUTAYAに返しに行った。
今夜ガッツリ寝て耐えて、明日はスッキリしてくれればいいが、やはり病院には連れて行こう。
残念ながら、自分の身体の声を感じても表現することはできないので、医者という通訳が必要かもしれないからだ。
小僧を見て、己もまた引き算を実行しないといけない時期にきていると、改めて思った。
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