お好み夜話-Ver2

チョキチョキ富士宮

かつて自らの足で走り、両脚がつって死にそうになった新東名を、車でかっ飛ばして新富士で下り、ナビ子のお世話が必要もない勝手知ったる道を進んで「cache-cache」へ。

ここへ来るのももう三度目、去年の5月以来。

相変わらずとこや難民のオヤジとかあちゃんと「ホリちゃん」が、サプライズではなく予約してカットしてもらいに来たのだ。

それにここ「cache-cache」の主人、ファンタスティックフォーの岩みたいな男「シゲちゃん」とファンタジーな妻「ミキちゃん」もそろそろ結婚して1年で、ご機嫌伺いも兼ねて様子見だ。

まずボーボー大魔王な「ホリちゃん」がゲスの極みみたいにカットされ、森三中の大島とか今いくよくるよ師匠みたいにはしないでくれというリクエストでかあちゃんがカットされ、しんがりのオヤジが ナイスミドルにカットされていると、新妻「ミキちゃん」がサプライズでかあちゃんの誕生祝いだとケーキを出してくれた。

1年経ってもこの夫婦、おままごとみたいに可愛らしく仲睦まじい、良いことだ。


3人まとめてカットしてもらいお昼も過ぎて午後3時、いい加減お腹も減ったので「cache-cache」に別れを告げ、前回連れて行ってもらい美味しかったお好み食堂「伊東」へ。

さすがに午後3時ともなればこの店もアイドルタイムで、貸切で鉄板の前に座れた。

目の前で「しぐれ焼」や「富士宮やきそば」を焼いてもらい、40年焼き続けているご主人に話しを伺った。

それによると戦後、広島風お好み焼の影響を受けて発展したお好み焼のスタイルに、近年の富士宮やきそばブームが後乗りしたようで、しかも「しぐれ焼」の語源は天下のNHKが調べても不明だということがわかった。

そして数あるお好み焼屋もご多分にもれず後継者不足で、惜しまれつつ閉める店もあるという。

そういえば前回車中から見た、駄菓子屋然とした佇まいのお好み焼屋はもう商売をやっていないようだった、残念なことだ・・・。

数々の芸能人の写真やサインが飾られた店内、奢ることなくマイペースで仕事をするご夫婦とおそらく息子さん、いろいろ学ぶこともできたお好み食堂「伊東」だった。


さて、富士宮にはカットという目的の他にお酒を調達するという目的も今回はあった。

いま店で出しているにごり酒「五郎八」も山廃仕込み「菱屋」もあと僅かとなったので、いつも「シゲちゃん」に頂く「富士錦」以外の地酒を手に入れようと思ったのだ。

そこで酒屋さん情報を聞いて訪ねた店は、地域の卸屋さんのようで品数豊富なうえに安い。

日本酒から焼酎、ウイスキーに至るまで素敵な品揃いで目移りしてしまうほど。

日本酒を1本と、初めてお目にかかる「ジャックダニエル」の161周年 バースデー エディション をお買い上げ。

この「ジャックダニエル」のバースデーエディションはコレクターアイテムで、ヘタすりゃベラボウなプレミア価格になってしまうという代物、こんなものがヒョイと棚に置かれているんだから富士宮の酒屋侮りがたし😳



新東名ができたおかげで富士宮も近くなった。

今度行くときは誰かがチョキチョキしている間に、サクッと酒屋に寄ってこよう。

「シゲちゃん」よ、もっと早くこんな素敵な酒屋をおしえてくれよう‼

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