お好み夜話-Ver2

僕はコンビニのドアマンじゃないよ(第39夜 2006-03-19 15:08)

夜、仕事帰りにコンビニに立ち寄ったのである。
(注:コンビニに寄ったり、買ったりすることを、踊る、踊らされるという。byスチャラカ用語辞典)

どうでもいいものをひやかして、つまらんものをいくつか買ってしまったのである。
いつもながら、店員の「レジ袋持ち手ひねり」に、イラッとしてしまったのである。

店を出るためにドアを開けたのである。
すぐ後ろにいた、帽子に眼鏡のおにいちゃんが、スイッと僕の脇をすり抜けて、さも当然のように店の外に出たのである。
彼は会釈するでもなく、「あ、ども」とも言わず、至極当然のように、あたかも透明人間の自動ドアのごとく、僕など眼中にない、というように、さっさと歩み去って行くのである。

「ワシは、おまえのドアマンかよっ・・・」

脱力感と共に、僕は口走ってしまったのである。
一体全体、人様のコミュニケーションはどこへ消え失せたのであろうか、などということを考えさせられる一幕なのである。
(このコンビニは、つい最近自動ドアに変えた。きっとこのようなことが多かったのかもしれない)

これからコンビニを出る時には、いっそのこと

「ありがとうございます。またお越し下さい」

と、自ら挨拶してしまおうか、などと思ってしまうのである。

ほんとうは、僕は、あまりコンビニが好きではないのである。


いろいろなことが繰り返すのがこの世の習い、つい先日、3年前のこの状況と同じようなことがまたあった。
今回の不届き者は、若い娘だった。
またもや僕は透明人間だった・・・。

最近は、めったにコンビニに行かない。
ビールも買わなきゃ、雑誌もおにぎりも食玩も買わないから、ただ時々牛乳代などの支払いに立ち寄るだけなのだ。

でも時々こういうコミュニケーションのできない、感謝の念を持たない輩に遭遇してしまうのは、こちらの運が悪いのか ?
はたまたそこまで人心は荒廃してしまったというのか ?

僕は、やっぱりコンビニがあまり好きではないのである。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「迷想雑記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事